手足のしびれ

手や足がじんじんする、感覚が鈍い、ビリビリした電気のような感じがする——
しびれは神経・血管・脊椎・内科的疾患など、さまざまな原因で起こります。
「一時的なものだろう」と放置すると、脳梗塞や重篤な神経疾患を見逃すことがあります。気になるしびれが続いているときは、早めに原因を調べることが大切です。

十条駅ハル内科・皮フ科|整形外科|手足のしびれ

手や足がじんじんする、感覚が鈍い、ビリビリした電気のような感じがする——
しびれは神経・血管・脊椎・内科的疾患など、さまざまな原因で起こります。
「一時的なものだろう」と放置すると、脳梗塞や重篤な神経疾患を見逃すことがあります。気になるしびれが続いているときは、早めに原因を調べることが大切です。

  • 問診・触診・神経学的検査・レントゲン・血液検査で原因を丁寧に確認
  • 脳・脊椎・末梢神経・内科的疾患など幅広い原因に対応
  • 必要に応じてMRI・CT検査ができる専門病院への紹介状を作成
  • 予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療

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しびれとはどういう症状か

しびれとは、本来感じるべき感覚が変化した状態の総称です。「ジンジンする」「ビリビリする」「感覚が鈍い・なくなった」「触っても何か挟まっている感じがする」「痛みとも違う不快な感覚がある」など、表現はさまざまです。

しびれは医学的に大きく2種類に分けられます。ひとつは陽性症状と呼ばれるもので、ビリビリ・ジンジンといった異常な感覚が生じているタイプです。もうひとつは陰性症状で、感覚が鈍くなる・なくなるというタイプです。どちらも神経の障害によって起こりますが、原因や重症度が異なります。

しびれの原因は多岐にわたり、「足を組んで一時的に血流が悪くなった」という日常的なものから、「脳梗塞」「脊髄疾患」「糖尿病性神経障害」など治療が必要な疾患まで幅広いです。特に突然のしびれ・片側のしびれ・顔のしびれを伴う場合は脳血管疾患の可能性があり、緊急の対応が必要です。

⚠️ こんな場合は今すぐ救急受診してください

  • 突然、片方の手足・顔がしびれた(脳梗塞・脳出血の可能性)
  • しびれと同時に言葉が出にくい・ろれつが回らない
  • しびれと同時に顔が歪む・片側の顔が動かない
  • しびれと同時にひどい頭痛が起きた
  • しびれと同時に視野が欠ける・ものが二重に見える
  • 歩けない・立てない・バランスが取れない
  • 排尿・排便がうまくできなくなった

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

  • しびれが数日以上続いている
  • しびれの範囲が広がってきた
  • 手足に力が入りにくくなってきた
  • 首・腰の痛みとともにしびれがある
  • 糖尿病・高血圧・高コレステロールの治療中でしびれが出てきた
  • 両足の裏がじんじんする・感覚が鈍い
  • 指先のしびれが長期間続いている

しびれの主な原因

1. 脳・脊髄の疾患によるしびれ

しびれを引き起こす疾患の中で、最も注意が必要なのが脳・脊髄(中枢神経)の障害です。これらの疾患は早期治療が予後を大きく左右するため、見逃してはいけません。

脳梗塞・脳出血・TIA(一過性脳虚血発作)

脳の血管が詰まったり破れたりすることで、その部位が担当している感覚・運動機能に障害が起きます。しびれは片側(右手と右足、または左手と左足)に出ることが多く、顔のしびれ・言語障害・視野異常・頭痛を同時に伴うことがあります。

TIA(一過性脳虚血発作)は、しびれ・麻痺などの症状が数分〜数時間で自然に消えてしまうものです。「しびれがすぐ治ったから大丈夫」と放置する方が多いですが、TIAは脳梗塞の前兆であることが多く、数日以内に本格的な脳梗塞を起こすリスクが高いため、症状が消えても必ず受診する必要があります。

頸髄症・脊髄腫瘍

頸椎(首の骨)の変形や腫瘍によって脊髄が圧迫されると、圧迫された部位より下(両手・両足など)に対称的なしびれ・脱力が現れます。手がうまく使えない・箸が使いにくい・ボタンがとめにくいといった症状を伴うことがあります。

2. 脊椎・末梢神経の疾患によるしびれ

頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症

首の椎間板が飛び出したり、骨が変形することで神経根や脊髄が圧迫されます。肩・腕・手のしびれ・痛みが出て、首を動かすことで症状が変化します。片側の腕〜手の指先にかけてしびれが走るケースが多いです。

腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症

腰の神経が圧迫されることで、お尻〜太もも〜ふくらはぎ〜足先にかけてしびれや痛みが走ります(坐骨神経痛)。腰部脊柱管狭窄症では、歩くと足がしびれて歩けなくなり、前かがみで休むと楽になる間欠性跛行が特徴的です。

手根管症候群

手首の中を通る正中神経が手首の靱帯に圧迫されることで、親指・人差し指・中指・薬指の半分にしびれが出る疾患です。女性・妊婦・更年期の女性に多く、夜間〜朝方にしびれが強くなるのが特徴です。手首を打診(ティネル徴候)・手首を曲げる(ファーレン徴候)などの診察所見で診断します。

肘部管症候群

肘の内側で尺骨神経が圧迫されることで、薬指の半分・小指にしびれが出ます。肘をつく習慣のある方・肘を曲げた姿勢が多い方に起こりやすいです。

胸郭出口症候群

首〜肩〜腕にかけての神経・血管が、鎖骨周囲で圧迫されることで腕・手のしびれ・だるさ・脱力が起きます。なで肩の女性・重い荷物をよく持つ方に多い疾患です。腕を上げると症状が出やすいのが特徴です。

足根管症候群

足首の内側で神経が圧迫され、足の裏・指にしびれが出る疾患です。手根管症候群の足版にあたります。

3. 内科的疾患によるしびれ

糖尿病性神経障害

糖尿病が長期間続くことで末梢神経が障害される合併症です。両足の裏から始まるしびれ・灼熱感・感覚の低下が特徴で、靴下を履いているような感覚・足の裏に何か挟まっている感じと表現されることが多いです。進行すると手にも同様の症状が出ます。

糖尿病性神経障害は血糖コントロールが悪いほど進行しやすく、また感覚が鈍くなることで足の傷に気づかず、重篤な感染症・壊疽につながることがあります。糖尿病の方で足のしびれがある場合は早めに受診してください。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが不足することで手足のしびれ・むくみ・だるさ・冷えなどが起きます。血液検査で甲状腺ホルモン(TSH・FT4)を確認することで診断できます。

ビタミンB12欠乏・葉酸欠乏

ビタミンB12や葉酸が不足すると末梢神経の機能が低下し、手足のしびれ・感覚障害・貧血が起きます。菜食主義の方・胃の手術後の方・高齢者に多いです。血液検査で確認でき、補充によって改善することが多いです。

多発性神経炎(ギラン・バレー症候群など)

感染症などをきっかけに末梢神経に炎症が起きる疾患です。両足から始まる急速に進行するしびれ・脱力が特徴で、早期の治療が必要です。

血流障害(閉塞性動脈硬化症・レイノー病)

動脈硬化によって足への血流が低下すると、足のしびれ・冷感・歩行時の痛みが出ます。喫煙・糖尿病・高血圧・脂質異常症がリスク因子です。レイノー病は寒さや緊張で手指が白→青→赤と色が変わり、しびれ・痛みが出る疾患です。

4. その他の原因

原因 特徴
過換気症候群 過呼吸によって血中の二酸化炭素が低下し、両手・口周囲にしびれが出る。不安・パニックを伴うことが多い
薬剤性 一部の抗がん剤・抗生剤・降圧薬などでしびれが副作用として出ることがある
帯状疱疹後神経痛 帯状疱疹が治ったあとも神経痛・しびれが残ることがある
多発性硬化症 中枢神経の脱髄疾患。若い女性に多い。しびれ・視力障害・ふらつきが繰り返し起きる
更年期・自律神経の乱れ 更年期のホルモン変化や自律神経の乱れで手足がしびれることがある。他に倦怠感・ほてり・動悸を伴うことが多い

しびれの原因を見分けるポイント

しびれの特徴 疑われる原因
突然・片側の手足・顔も 脳梗塞・脳出血(緊急)
首の痛みと片腕・手のしびれ 頸椎椎間板ヘルニア・頸椎症
腰痛とお尻〜足のしびれ 腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症
親指〜中指・夜間に強い 手根管症候群
薬指〜小指・肘を曲げると悪化 肘部管症候群
両足の裏から始まる・左右対称 糖尿病性神経障害・ビタミン欠乏
歩くとしびれ・前かがみで楽 腰部脊柱管狭窄症
腕を上げるとしびれ・なで肩 胸郭出口症候群
寒さで手が白くなりしびれる レイノー病
過呼吸後・両手口周囲に同時 過換気症候群

当院での検査・治療

検査・処置 目的・内容
問診・神経学的診察 しびれの場所・範囲・いつから・どんなときに強くなるかを詳しく確認。腱反射・筋力・感覚・協調運動を評価
レントゲン検査(X線) 頸椎・腰椎の変形・椎間板の狭小化・骨の状態を確認
血液検査 血糖・HbA1c(糖尿病)・甲状腺ホルモン・ビタミンB12・葉酸・炎症反応・腎機能・脂質など、内科的原因の鑑別に必要な項目を確認
血圧測定・脈波検査 動脈硬化・血流障害の評価
治療・処方 原因に応じた薬の処方(神経障害性疼痛薬・ビタミン剤・血糖コントロール薬など)
専門病院への紹介 脳血管疾患が疑われる場合(MRI・CT)、手術が必要な脊椎疾患、神経内科・脳神経外科での精査が必要な場合に紹介状を作成

血液検査の結果は、17時までの受診であれば最短翌日にお伝えできます。「突然のしびれ」「しびれに加えて言葉が出にくい・顔が歪む」という場合は、当院ではなく救急病院への受診をお願いします。

受診の流れ

  1. WEB予約、または直接来院
    突然のしびれで緊急性が高い場合(片側の手足・顔のしびれ・言語障害)は、当院ではなく救急病院を受診してください。慢性的なしびれ・原因不明のしびれはお気軽にご来院ください。
  2. 受付・問診票の記入
    しびれが出ている場所・いつから・どんなときに強いか・痛みの有無・力の入りにくさ・既往歴(糖尿病・高血圧など)をご記入ください。
  3. 医師による診察
    しびれの分布・腱反射・筋力・感覚などを確認し、緊急性の有無・考えられる原因を判断します。
  4. 検査(レントゲン・血液検査)
    必要に応じて院内で検査を実施します。血液検査の結果は最短翌日にお伝えします。
  5. 診断・治療・紹介
    原因をご説明し、内科的な治療が可能なものはその場で処方・対応します。脳・脊椎・神経の専門的な検査(MRI・CT・神経伝導速度検査)が必要な場合は紹介状を作成します。
  6. お会計・帰宅
    日常生活での注意点・次回受診の目安・紹介先への受診方法をご説明します。

よくあるご質問

しびれが一時的に出てすぐ消えました。受診する必要がありますか?
症状が消えていても、脳梗塞の前兆(TIA)である可能性があります。特に片側の手足・顔のしびれ・言語障害・視野異常を伴っていた場合は、症状が消えても必ず早急に受診してください。「治ったから大丈夫」は危険な判断です。

足の裏が長年しびれています。放置していいですか?
両足の裏のしびれが長期間続いている場合は、糖尿病性神経障害・ビタミンB12欠乏・腰部脊柱管狭窄症などが疑われます。放置すると感覚がさらに低下し、足の傷に気づかず重篤な状態になることがあります。早めに受診して原因を調べてください。

手の指がしびれています。何科に行けばいいですか?
整形外科・神経内科・内科のいずれでも相談できます。当院では問診・神経学的診察・レントゲン・血液検査で原因をある程度絞り込み、必要に応じて専門科への紹介状をお出しします。「どこに行けばいいかわからない」という場合はまずご相談ください。

糖尿病があります。足のしびれは糖尿病が原因ですか?
糖尿病がある方の足のしびれは、糖尿病性神経障害の可能性が高いです。ただし、腰椎疾患など別の原因が合わさっていることもあります。血糖コントロールの状況と合わせて確認することをおすすめします。

MRI検査は当院でできますか?
当院にはMRI設備がないため、脳血管疾患・脊髄疾患・椎間板ヘルニアの詳細な評価が必要な場合は、連携する医療機関への紹介状を作成します。

しびれに痛みも伴います。神経の病気ですか?
しびれと痛みが同時に出る「神経障害性疼痛」は、帯状疱疹後神経痛・糖尿病性神経障害・椎間板ヘルニアなどで起こります。通常の痛み止めが効きにくいことが多く、神経障害性疼痛に効く薬(プレガバリン・デュロキセチンなど)が有効なケースがあります。受診時にしびれと痛みの両方についてお伝えください。

診療時間・アクセス

項目 内容
クリニック名 十条駅ハル内科・皮フ科クリニック
診察時間 月曜日〜日曜日 9:00〜21:00
休診日 なし(不定休)
所在地 〒114-0034 東京都北区上十条2-27-1 J&MALL 1階
電車・徒歩でお越しの方 JR埼京線「十条駅」から徒歩約1〜2分、J&MALL(ジェイトモール)1階
バスでお越しの方 国際興業バス「十条駅」バス停のすぐ目の前
お車でお越しの方 近隣のコインパーキングをご利用ください
お問い合わせ TEL: 03-6698-2509 / 公式LINE: https://lin.ee/DRxcelo

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