COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期にわたる喫煙(または受動喫煙・粉塵・有害ガスへの曝露)によって気管支・肺胞が慢性的に傷み、気流の閉塞が生じる進行性の病気です。
かつては「肺気腫」「慢性気管支炎」と呼ばれていた病気を合わせた概念です。日本では40歳以上の人口の約9%が罹患していると推計されますが、自覚症状が乏しいために未診断のまま過ごしている方が非常に多いのが現状です。
COPDの最大の問題は一度傷んだ肺は元に戻らないことです。しかし、早期に発見して禁煙・治療を始めることで進行を大幅に遅らせることができます。喫煙歴のある中高年の方で咳・痰・息切れが続いている場合は、ぜひ一度受診して肺機能を調べることをお勧めします。