内科

動悸・息切れ

動悸・息切れは心臓・肺・甲状腺・自律神経など全身のサインです。期外収縮のような良性から心房細動・心筋梗塞などの緊急疾患まで原因は多岐にわたります。当院は心電図・血液検査・胸部X線で即日評価し、必要に応じて循環器専門機関へ連携します。

  • 12誘導心電図・胸部X線・血液検査で即日評価
  • 甲状腺・貧血・電解質・BNPなど全身疾患をスクリーニング
  • 心房細動の抗凝固療法(DOAC)処方に対応
  • 予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療
毎朝9時から診療を行っています
毎朝9時から診療を行っています
駅から徒歩1分
駅から徒歩1分
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
女性の医師・スタッフ在籍
女性の医師・スタッフ在籍
現金・キャッシュレス決済どちらも可
現金・キャッシュレス決済どちらも可

動悸・息切れについて

動悸(ドキドキ感・脈が飛ぶ感じ)と息切れ(呼吸が苦しい・ハァハァする)は、心臓・肺・甲状腺・自律神経など全身のサインとして現れます。単なる疲労や緊張による一時的なものから、不整脈・心不全・心筋梗塞など緊急性の高い心疾患まで原因は多岐にわたります。

当院では心電図・胸部X線・血液検査を即日実施し、原因を総合的に評価。不整脈や心疾患が疑われる場合は、速やかに循環器専門機関と連携します。

すぐに受診が必要なサイン

以下の症状を伴う動悸・息切れは緊急性が高いため、救急要請(119番)も視野に入れてください:胸の強い痛み・失神・意識が遠のく・冷や汗・呼吸が極端に苦しい・片麻痺・ろれつ障害

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|動悸・息切れ

動悸の主な原因

心臓由来(心原性)

疾患 特徴
期外収縮(上室性・心室性) 脈が飛ぶ感じ、最多、多くは経過観察可
心房細動(AF) 突然の不規則な早い動悸、脳梗塞リスク
発作性上室頻拍(PSVT) 突然始まり突然終わる規則的な早い動悸
心室頻拍(VT) 失神を伴うことあり、緊急
洞性頻脈 運動・発熱・不安で起こる生理的頻脈
房室ブロック 徐脈・めまい・失神
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) 動悸+胸痛・冷や汗・息切れ
心不全 労作時の息切れ・下肢浮腫・夜間呼吸困難
弁膜症 雑音あり、進行すると息切れ・動悸
心筋症 動悸・息切れ・失神

心臓以外の原因

疾患 特徴
甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 頻脈・体重減少・発汗・手のふるえ
貧血 労作時の動悸・息切れ・倦怠感
発熱・感染症 反射性頻脈
パニック障害・不安障害 発作的な動悸・息苦しさ・恐怖感
過換気症候群 手足のしびれ・めまいを伴う
自律神経失調症 体調による変動
低血糖 空腹時・発汗・震え
カフェイン・アルコール過剰 生活習慣関連
薬剤性 気管支拡張薬・甲状腺薬・風邪薬等
脱水 反射性頻脈
更年期障害 ホルモン変動による動悸

息切れの主な原因

呼吸器由来

疾患 特徴
気管支喘息 喘鳴・発作的な呼吸困難・夜間悪化
COPD(慢性閉塞性肺疾患) 喫煙歴・労作時息切れ・慢性咳痰
肺炎 発熱・咳・胸痛・呼吸困難
肺塞栓症 突然の呼吸困難・胸痛、緊急
気胸 突然の胸痛+呼吸困難
間質性肺炎 労作時の乾性咳・息切れ進行
肺がん 長引く咳・血痰・体重減少

心臓由来

  • 心不全(労作時・夜間呼吸困難・起坐呼吸)
  • 虚血性心疾患
  • 弁膜症
  • 心筋症
  • 不整脈(頻脈性・徐脈性)

その他

  • 貧血
  • 肥満・運動不足
  • 不安・パニック発作
  • 妊娠後期
  • 酸素運搬能低下(CO中毒等)

動悸の性質で原因を絞る

動悸の特徴 疑う疾患
脈が飛ぶ(脈が抜ける) 期外収縮
突然始まり突然終わる規則的な頻脈 発作性上室頻拍(PSVT)
不規則で速い動悸 心房細動
ゆっくりした脈・めまい 徐脈性不整脈・房室ブロック
安静時でも強い動悸 甲状腺機能亢進・貧血・不安障害
運動時のみの動悸 生理的・貧血・心不全
動悸+手の震え・体重減少・発汗 甲状腺機能亢進症
動悸+めまい・失神 重症不整脈・起立性低血圧
動悸+呼吸困難・下肢浮腫 心不全
動悸+強い不安・恐怖感 パニック障害

心房細動について

動悸の中で特に注意が必要な疾患

心房細動は高齢者に多く、脳梗塞のリスクが約5倍に上昇します。無症状の方も多いため、健診や動悸を機に発見されることが重要です。早期の治療(抗凝固療法・脈拍調節・リズム調節)で脳梗塞・心不全を予防できます。

心房細動の特徴

  • 不規則な速い脈(100〜160/分程度)
  • 動悸・息切れ・倦怠感・めまい
  • 無症状のこともある(発見が遅れがち)
  • 加齢・高血圧・心疾患・飲酒・甲状腺疾患が誘因
  • 発作性・持続性・慢性の3パターン

治療の3本柱

  1. 抗凝固療法:DOAC(エリキュース・リクシアナ等)で脳梗塞予防
  2. 脈拍数調節:β遮断薬・カルシウム拮抗薬
  3. リズム調節:抗不整脈薬・カテーテルアブレーション

すぐに受診が必要な危険信号

  • 強い胸痛を伴う動悸(心筋梗塞・解離の可能性)
  • 失神を伴う動悸(重症不整脈)
  • 呼吸困難が強い
  • 顔面蒼白・冷や汗・ふらつき
  • 意識がもうろうとする
  • 片麻痺・ろれつ障害(脳梗塞合併疑い)
  • 脚の急な片側の腫れ+息切れ(肺塞栓疑い)
  • 初めての強い動悸が長時間続く
  • 動悸中の脈が著明に速い/遅い/バラバラ

当院での診察・検査

問診のポイント

  • 動悸の性質(脈飛び・連続・突発)
  • 発症時期・持続時間・頻度
  • 誘発因子(運動・安静・食事・ストレス)
  • 随伴症状(胸痛・息切れ・めまい・失神)
  • 生活習慣(カフェイン・飲酒・喫煙)
  • 既往歴・家族歴(突然死・心疾患)
  • 服用中の薬(甲状腺薬・気管支拡張薬等)

即日実施可能な検査

検査 目的
12誘導心電図 不整脈・虚血・期外収縮の診断
胸部X線 心拡大・肺うっ血・肺疾患
血圧・酸素飽和度 循環・呼吸状態
血液検査(TSH・FT4) 甲状腺機能(バセドウ病等)
血算・フェリチン 貧血の評価
電解質・BNP 心不全マーカー
血糖・HbA1c 低血糖・糖尿病
SpO₂・呼吸音 呼吸器疾患の評価

紹介が必要な検査

  • ホルター心電図(24時間心電図):発作性の不整脈の検出
  • 心臓超音波(心エコー):心機能・弁膜症・心肥大の評価
  • 運動負荷心電図:労作時の虚血評価
  • 冠動脈CT:狭心症の精査
  • 心臓MRI:心筋症の精査
  • 電気生理検査・カテーテルアブレーション:頻拍性不整脈の根治治療
  • 胸部CT・呼吸機能検査(スパイロメトリー)

治療の選択肢

期外収縮(経過観察が多い)

  • 症状が軽ければ経過観察・生活指導
  • 症状が強い場合はβ遮断薬
  • 基礎心疾患がある場合は専門的治療

心房細動

  • 抗凝固療法:CHADS2スコアで評価、多くの方はDOAC
  • 脈拍調節薬:ビソプロロール・ベラパミル
  • リズム調節薬:フレカイニド・ピルシカイニド
  • カテーテルアブレーション:根治治療(専門施設紹介)

頻拍性不整脈(PSVT・VT)

  • 発作時:バルサルバ法(息こらえ)・冷刺激
  • 薬物療法(ベラパミル・β遮断薬等)
  • 根治にはアブレーション

心原性以外

原因 治療
甲状腺機能亢進症 抗甲状腺薬(メルカゾール・プロパジール)
貧血 鉄剤・原因精査
パニック障害 SSRI・頓服抗不安薬・認知行動療法
過換気症候群 呼吸法指導・頓服抗不安薬
自律神経失調症 生活リズム・漢方薬・β遮断薬
薬剤性 原因薬剤の見直し

漢方薬

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯:イライラ・不眠を伴う動悸
  • 炙甘草湯:脈の乱れ・動悸
  • 苓桂朮甘湯:めまい・動悸
  • 加味逍遙散:更年期の動悸
  • 半夏厚朴湯:のどのつかえと動悸

セルフケア・生活改善

避けたい習慣

  • カフェインの過剰摂取(コーヒー・エナジードリンク)
  • 過度な飲酒・一気飲み
  • 喫煙
  • 睡眠不足・不規則な生活
  • 過労・ストレス過剰
  • 極端なダイエット(脱水・低血糖・低カリウム)

取り入れたい習慣

  • 規則正しい睡眠(7時間前後)
  • 適度な有酸素運動(ウォーキング・水泳)
  • バランスの良い食事・鉄・ビタミン
  • 水分補給(脱水予防)
  • 深呼吸・リラクゼーション
  • 血圧・脈拍の自己測定(心房細動の発見に)
  • 禁煙・節酒

パニック発作時の対処

呼吸法で落ち着きを取り戻す

4秒で息を吸う → 4秒止める → 6〜8秒かけて吐く。「発作で命を落とすことはない」「必ず治まる」と自分に言い聞かせましょう。紙袋呼吸(ペーパーバッグ法)は低酸素のリスクがあるため現在は推奨されていません

よくある質問

脈が飛ぶ感じがしますが病気ですか?

多くは期外収縮で、健康な方でも頻繁に起こります。健康診断の心電図で偶然見つかることも多く、多くは経過観察可能です。ただし失神・胸痛を伴う・長時間続く・1分間に10回以上など気になる場合は受診を。

動悸があるときに心電図を撮れば原因がわかりますか?

発作中に心電図を撮れれば診断は容易ですが、発作性の不整脈は受診時に症状が止まっていることが多いです。そのためホルター心電図(24時間心電図)で長時間記録することが有効で、必要に応じて循環器専門機関へご紹介します。

コーヒーで動悸が出るのは病気ですか?

カフェイン感受性が高い方はコーヒー1〜2杯でも動悸が出ることがあります。生理的な反応で問題ないことが多いですが、少量で強い動悸が続く場合は甲状腺機能亢進症などの可能性もあるので一度検査を。

心房細動を放置するとどうなりますか?

心房細動は脳梗塞リスクを約5倍に上げます。また長期間持続すると心不全のリスクも高まります。適切な抗凝固療法と脈拍/リズム調節で、これらのリスクを大きく減らせます。

甲状腺の病気でも動悸が出ますか?

はい。バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の代表的症状です。動悸に加え、体重減少・発汗・手のふるえ・眼球突出等を伴います。血液検査(TSH・FT3・FT4)で診断可能です。

運動時の息切れは放置していい?

年齢相応・体力相応の息切れは生理的ですが、以前はできた運動で息切れする・労作時の息切れが進行する・労作後に回復が遅いなどの変化があれば、心不全・貧血・呼吸器疾患の可能性があり受診をおすすめします。

検査で異常なしと言われましたが動悸が続きます

構造的な心疾患がなくても、期外収縮・自律神経失調・パニック障害・過換気症候群による動悸もあります。症状に応じた治療で改善します。当院で心療内科的アプローチもご相談いただけます。

自分で脈を測る方法を教えてください

手首の親指側の橈骨動脈または首の頸動脈に指を当て、15秒間数えて4倍する(または60秒測る)。正常脈拍は1分間に60〜100回、規則的です。心房細動では速くて不規則になります。スマートウォッチの心電図機能も活用できます。

当院の動悸・息切れ診療の特徴

  • 12誘導心電図・胸部X線・血液検査が即日実施可能
  • 甲状腺機能・貧血・電解質・BNPなど全身疾患の評価
  • β遮断薬・抗不整脈薬・抗凝固薬の処方
  • ホルター心電図・心エコー・冠動脈CTなどは循環器専門機関へ紹介
  • 心房細動の抗凝固療法(DOAC)に対応
  • パニック障害・過換気症候群の心療内科的アプローチ
  • 漢方薬(柴胡加竜骨牡蛎湯・炙甘草湯等)も併用
  • 生活指導(カフェイン・アルコール・運動)
  • 予約なし・当日受診OK/毎日9〜21時診療/十条駅徒歩1分

「様子を見よう」と放置せず、一度評価を

動悸・息切れは心疾患の最初のサインであることがあります。特に心房細動は無症状のまま進行し、脳梗塞の原因になります。気になる方は一度心電図・血液検査でご評価を。早期発見・治療で重大な合併症を防げます。

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十条駅ハル内科・皮フ科クリニック

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FLOW

受診の流れ

  1. 1

    WEB予約または直接来院

    動悸や息切れがある時の状況(安静時・運動時・夜間等)、持続時間、随伴症状をメモしておくと診察がスムーズです。

  2. 2

    問診・診察

    症状の性質・頻度・誘発因子・既往歴・服薬歴を詳しくお聞きし、血圧・脈拍・酸素飽和度を測定します。

  3. 3

    即日検査

    12誘導心電図、胸部X線、血液検査(甲状腺・貧血・BNP・電解質等)を実施し、多角的に原因を評価します。

  4. 4

    診断・治療開始

    結果に基づいて薬物治療(β遮断薬・抗凝固薬等)・生活指導を開始。精査(ホルター心電図・心エコー)が必要な場合は循環器専門機関へご紹介します。

  5. 5

    経過観察

    服薬後の症状変化・副作用を確認し、治療を調整。高血圧や糖尿病などがある場合は併せて管理します。

FAQ

よくあるご質問

Q 脈が飛ぶ感じがしますが病気ですか?
A

多くは期外収縮で、健康な方でも頻繁に起こります。経過観察可能なことが多いですが、失神・胸痛・長時間続く・1分間に10回以上など気になる場合は受診を。

Q 動悸時に心電図を撮れば原因がわかりますか?
A

発作中に撮れれば容易ですが、発作性の不整脈は受診時に止まっていることが多いため、ホルター心電図で24時間記録するのが有効です。当院で判断のうえ必要なら専門機関へご紹介します。

Q コーヒーで動悸が出るのは病気ですか?
A

カフェイン感受性が高い方は少量でも動悸が出ることがあり、多くは生理的反応です。ただし少量で強い動悸が続くなら甲状腺機能亢進症の可能性もあるので検査を。

Q 心房細動は放置すると?
A

脳梗塞リスクが約5倍に上昇し、長期間で心不全リスクも高まります。早期の抗凝固療法・脈拍/リズム調節でこれらのリスクを大きく減らせます。

Q 甲状腺の病気でも動悸が出ますか?
A

はい、バセドウ病の代表的症状です。動悸に加え体重減少・発汗・手のふるえ・眼球突出を伴います。血液検査(TSH・FT4)で診断可能です。

Q 検査で異常なしと言われたが動悸が続きます
A

構造的心疾患がなくても期外収縮・自律神経失調・パニック障害・過換気症候群で動悸が起こります。症状に応じた治療で改善します。当院でも心療内科的アプローチをご相談いただけます。

Q 運動時の息切れは放置していい?
A

以前はできた運動で息切れする、進行する、回復が遅いなどの変化があれば、心不全・貧血・呼吸器疾患の可能性があり受診をおすすめします。

Q 自分で脈を測る方法は?
A

手首の橈骨動脈か首の頸動脈に指を当て15秒数えて4倍するか60秒測ります。正常は1分間60〜100回で規則的。心房細動では速く不規則です。スマートウォッチの心電図機能も活用できます。