内科

インフルエンザ

インフルエンザは、発症48時間以内の治療がカギです。 インフルエンザは一般的な風邪とは異なり、急激に症状が悪化するのが特徴です。 「朝は元気だったのに、夕方から急に熱が出た」「節々が痛くて動けない」。 そんな時は我慢せず、すぐに当院へお越しください。

  • 医師の診察と問診を行い、発熱の経過や全身状態を確認します。
  • 必要に応じて、インフルエンザ・新型コロナウイルス抗原検査を行います。
  • 症状に応じて、血液検査・尿検査・胸部レントゲン検査を行います。
  • 症状や原因に応じて、抗ウイルス薬や解熱鎮痛薬などの治療を行います。
毎朝9時から診療を行っています
毎朝9時から診療を行っています
駅から徒歩1分
駅から徒歩1分
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
女性の医師・スタッフ在籍
女性の医師・スタッフ在籍
現金・キャッシュレス決済どちらも可
現金・キャッシュレス決済どちらも可

インフルエンザとは

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。通常のかぜと比べて突然の高熱(38℃以上)・強い全身倦怠感・関節痛・筋肉痛が特徴で、感染力が非常に強く毎年冬季に流行します。

日本では年間1,000万人以上が感染するといわれ、発症48時間以内の抗ウイルス薬投与が症状の期間短縮・重症化予防に効果的です。

「ただの風邪」と思わずに

インフルエンザは合併症(肺炎・中耳炎・脳症)や持病の悪化を招くこともあり、高齢者・乳幼児・妊婦・基礎疾患のある方では特に注意が必要です。発熱・関節痛が出たら早めに受診してください。

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|インフルエンザ

インフルエンザの種類

特徴
A型 最も多く、ヒト・鳥・豚など幅広く感染。毎年亜型が変化(H1N1・H3N2等)、大流行を起こす
B型 ヒトのみに感染、2月以降流行、A型より腹痛・下痢など消化器症状が多い傾向
C型 幼児に軽症、散発的

症状

典型的な症状(風邪との違い)

症状 インフルエンザ 風邪
発熱 38〜40℃以上の急な高熱 微熱〜38℃程度
発症 突然発症(数時間で悪化) 徐々に悪化
全身倦怠感 強い 軽度
関節痛・筋肉痛 強い ほぼなし
頭痛 強い 軽度
鼻水・咳 遅れて出る 初期から主症状
のどの痛み あり 主症状
消化器症状 B型で多い 少ない
持続期間 3〜7日 1〜2週間

合併症

  • 肺炎(細菌二次感染・ウイルス性)
  • 中耳炎(小児に多い)
  • 気管支炎
  • 副鼻腔炎
  • 心筋炎・心膜炎
  • 脳症(小児・高齢者で重篤)
  • 持病の悪化(喘息・COPD・糖尿病・心不全等)
  • 熱性けいれん(乳幼児)

迅速検査の最適タイミング

発症後12〜48時間以内が最も精度が高い

インフルエンザ迅速検査は、発症後12時間以降から48時間以内が最も精度が高いとされます。発症6時間以内はウイルス量が少なく偽陰性のことがあるため、症状が強いのに陰性の場合は翌日以降の再検査をお勧めします。

発症からの時間 検査精度 推奨
0〜12時間 低い(偽陰性多い) 12時間後の再検査を推奨
12〜48時間 最も高い 検査推奨タイミング
48〜72時間 やや低下 まだ検査・治療可能
72時間以降 低下 検査は可能だが薬の効果は限定的

当院の検査オプション

  • インフルエンザ迅速抗原検査(A型・B型):約15分で結果
  • コロナ・インフル同時検査:1回の検査で両方判定
  • 高感度な次世代検査機器にも対応(発症早期の検出率向上)

治療の選択肢

抗インフルエンザ薬

発症後48時間以内に開始することで、発熱期間を1〜2日短縮し、重症化や合併症のリスクを下げることができます。

薬剤 剤形・用法 特徴
オセルタミビル(タミフル) カプセル/ドライシロップ、1日2回×5日 最もよく使われる、小児〜成人
ザナミビル(リレンザ) 吸入、1日2回×5日 5歳以上、妊婦第一選択とされることも
ラニナミビル(イナビル) 吸入、1回のみ 1回で治療終了、10歳以上
バロキサビル(ゾフルーザ) 内服、1回のみ 1回で治療終了、12歳以上(12歳未満は注意)
ペラミビル(ラピアクタ) 点滴静注、1回のみ 内服困難時、重症例

タミフル・リレンザ服用後の異常行動

10代での異常行動(飛び降り等)が報告され、発症後少なくとも2日間は小児・未成年者を1人にしないよう注意喚起されています。薬を服用していなくてもインフルエンザ自体が脳症状を引き起こすため、薬の有無にかかわらず監視が重要です。

対症療法

  • アセトアミノフェン:解熱・痛み止め(妊婦・小児にも安全)
  • 去痰薬:痰が絡む場合
  • 鎮咳薬:激しい咳に
  • 点滴(輸液):脱水が強い場合

アスピリン系はインフルエンザに使わない

15歳未満のインフルエンザ患者にアスピリン(バファリン)、ジクロフェナク、メフェナム酸などを使用するとライ症候群(急性脳症+肝障害)のリスクがあります。アセトアミノフェン(カロナール)を使用してください。

重症化のリスクが高い方

以下の方は重症化しやすいため、早期受診・早期治療が特に重要です。

  • 65歳以上の高齢者
  • 妊婦・産後2週間以内
  • 2歳以下の乳幼児
  • 慢性呼吸器疾患(喘息・COPD)
  • 慢性心疾患・腎疾患・肝疾患
  • 糖尿病・代謝性疾患
  • 免疫抑制状態(ステロイド・抗がん剤・HIV)
  • 神経・神経筋疾患
  • BMI 30以上の肥満

インフルエンザワクチンについて

ワクチンは発症予防率30〜60%・重症化予防率70〜80%とされ、特に高齢者・基礎疾患のある方では重要です。

ワクチンの種類

種類 対象 特徴
不活化ワクチン(注射) 生後6か月〜全年齢 従来型、定期接種(高齢者)・任意(他)
経鼻弱毒生ワクチン(フルミスト) 2〜18歳 鼻にスプレー、痛みなし
高用量ワクチン 65歳以上 通常の4倍量、効果向上

接種のタイミング

  • 毎年10月下旬〜11月がベストタイミング
  • 効果発現まで約2週間
  • 効果持続は約5か月間
  • 12歳以下は2回接種(3〜4週間間隔)

感染予防・家庭内対策

日常的な予防

  • 手洗い・うがい・アルコール消毒
  • マスクの着用(特に流行期・人混み)
  • 室内の加湿(湿度50〜60%)
  • 十分な睡眠・栄養・運動
  • 毎年のワクチン接種

家族が感染した場合

  • 感染者は個室で療養、別室の使用
  • タオル・食器の共用を避ける
  • こまめな換気
  • 家族全員のマスク着用
  • 高リスク者がいる場合は予防投与を検討

学校・職場の出席停止期間

区分 学校保健安全法
幼児(幼稚園・保育園) 発症後5日を経過、かつ解熱後3日を経過するまで
小児・学生(学校) 発症後5日を経過、かつ解熱後2日を経過するまで
大人(職場) 法的定めはないが、解熱後48時間を目安に

こんな症状はすぐ受診を

以下の症状は緊急性が高い

重症化のサインです。夜間・休日でも救急受診を検討してください。

  • 呼吸が苦しい・胸が痛い
  • ぐったりして反応が鈍い・意識がもうろう
  • けいれんを起こした
  • 異常な言動・幻覚・急に走り出す(特に小児)
  • 水分が取れない・尿が出ない
  • 唇が紫色・冷や汗
  • 高熱が3日以上続く
  • 解熱後に再び高熱(二峰性発熱=肺炎の可能性)

当院のインフルエンザ診療の特徴

  • 迅速抗原検査で約15分でA型・B型を判定
  • コロナ・インフル同時検査にも対応
  • 全種類の抗インフルエンザ薬(タミフル・イナビル・ゾフルーザ等)を処方
  • 脱水時の点滴対応
  • 重症化リスクが高い方は迅速に専門機関へ紹介
  • インフルエンザワクチン接種(10〜12月)
  • 家族内感染防止のアドバイス
  • 予約なし・当日受診OK/毎日9〜21時診療/十条駅徒歩1分

発症48時間の壁を意識して

「朝から熱が出た」「関節が痛い」と思ったら、その日のうちに受診するのが理想です。症状が軽いうちに適切な薬を飲み始めることで、発熱期間を1〜2日短縮できます。

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十条駅ハル内科・皮フ科クリニック

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FLOW

受診の流れ

  1. 1

    WEB予約または直接来院

    発熱がある方は感染防止のため、来院前に電話またはWEB予約でご一報いただくとスムーズです。マスク着用にご協力ください。

  2. 2

    受付・問診

    発熱の時期・体温推移・周囲の感染状況・ワクチン歴などをお伺いします。

  3. 3

    診察・迅速検査

    のど・鼻・肺を診察後、インフルエンザ迅速抗原検査(約15分で結果)。必要に応じてコロナ同時検査も実施します。

  4. 4

    治療・処方

    検査結果と発症からの時間に応じて、抗インフルエンザ薬(タミフル/イナビル/ゾフルーザ等)を処方。解熱剤・輸液にも対応します。

  5. 5

    帰宅・経過観察

    自宅療養の注意点・出席停止期間をご説明。症状悪化時の連絡先もお伝えします。

FAQ

よくあるご質問

Q インフルエンザの検査はいつ受ければよいですか?
A

発症後12〜48時間以内が最も精度が高い時期です。発症直後(6時間以内)はウイルス量が少なく偽陰性のことがあります。症状が強いのに陰性の場合は翌日再検査をおすすめします。

Q 抗インフル薬は必ず飲む必要がありますか?
A

発症48時間以内の投与で発熱期間を1〜2日短縮し、重症化や合併症を減らせます。高齢者・妊婦・基礎疾患のある方には特に推奨されます。若く健康な方は対症療法のみでも自然治癒可能ですが、症状が重ければ内服をおすすめします。

Q タミフルやゾフルーザ、どれがいいですか?
A

年齢・体調・内服困難の有無により使い分けます。5日間飲み続けるのが不安な方にはイナビル(1回吸入)やゾフルーザ(1回内服)も選択肢になります。妊婦にはタミフル・リレンザが推奨されます。

Q ワクチンを打っていても感染しますか?
A

ワクチンは感染を完全には防げませんが、発症予防率30〜60%、重症化予防率70〜80%の効果があります。感染しても軽症で済むことが多いため、高齢者や基礎疾患のある方には特に推奨されます。

Q 解熱後いつから学校・仕事に行けますか?
A

学校保健安全法では「発症後5日経過、かつ解熱後2日(幼児は3日)経過」まで出席停止です。大人の職場には法的定めはありませんが、解熱後48時間は感染力が残るため自宅療養が望ましいです。

Q 家族に感染させないためにはどうすればいいですか?
A

感染者の個室療養、家族全員のマスク着用、こまめな換気、タオル/食器の分離、手洗い・うがいが基本です。高リスク者(高齢者・妊婦等)がいる場合は予防投与も選択肢になります。

Q 市販の解熱剤を使ってもいいですか?
A

アセトアミノフェン(カロナール・タイレノール)は問題ありません。ただし15歳未満にはアスピリン・ジクロフェナク・メフェナム酸は使わないでください(ライ症候群のリスク)。使用する薬に不安があれば事前にご相談ください。

Q 毎年インフルエンザワクチンは必要ですか?
A

はい。流行するウイルス株が毎年変わるため、毎年接種が推奨されます。効果持続は約5か月で、10月下旬〜11月の接種がベストタイミングです。