整形外科

手足のしびれの原因と治療

しびれの原因は脳卒中から糖尿病性神経障害、ビタミン欠乏、頸椎・腰椎疾患、手根管症候群まで多岐にわたり、緊急対応が必要な疾患も含まれます。当院は内科として全身疾患を血液検査で評価し、頸椎・腰椎由来は整形外科、脳由来は脳神経内科へ適切に連携します。

  • 糖尿病性神経障害・ビタミン欠乏・甲状腺疾患など全身疾患を血液検査で評価
  • 神経障害性疼痛薬(プレガバリン・ミロガバリン・デュロキセチン)処方
  • 脳卒中疑い・整形外科疾患は迅速に専門機関へ紹介
  • 予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療
毎朝9時から診療を行っています
毎朝9時から診療を行っています
駅から徒歩1分
駅から徒歩1分
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
女性の医師・スタッフ在籍
女性の医師・スタッフ在籍
現金・キャッシュレス決済どちらも可
現金・キャッシュレス決済どちらも可

手足のしびれとは

手足のしびれは感覚神経の異常による症状で、ピリピリ感・ジンジン感・感覚鈍麻・感覚脱失などさまざまな感じ方があります。原因は末梢神経・脊髄・脳・全身疾患と多岐にわたり、中には脳卒中や急性神経障害など緊急対応が必要な疾患も含まれます。

当院では内科として糖尿病性神経障害・ビタミン欠乏・甲状腺機能異常などの全身疾患に由来するしびれを評価し、必要に応じて整形外科・脳神経内科へ紹介します。

緊急受診が必要なしびれ

片側の顔・手足の急なしびれと脱力、ろれつが回らない、視野異常は脳卒中の可能性があります。ためらわず119番(救急要請)を。判断に迷うときは救急相談「#7119」も利用できます。治療開始の早さが予後を大きく左右します。

十条駅ハル内科・皮フ科クリニック|内科|手足のしびれ

手足のしびれは何科を受診すればいい?

しびれは原因が幅広いため、まずは全身の病気を調べられる内科の受診がおすすめです。当院では内科として、糖尿病・ビタミン欠乏・甲状腺機能などを血液検査で評価します。首や腰が原因の場合は整形外科、片側の急なしびれや脱力を伴う場合は脳の病気を疑い脳神経内科・救急へご紹介します。「何科に行けばいいかわからない」しびれも、まずご相談ください。

予約せずに来院 WEB予約(当日予約も可)

しびれの種類

種類 特徴
感覚異常(ピリピリ・ジンジン) 触るとピリピリする感じ、神経の過敏
感覚鈍麻 触っても感覚が鈍い、正座後のような感じ
感覚脱失 まったく感じない
運動障害を伴う 麻痺・脱力が加わる(緊急性高)
痛みを伴う 焼けるような・電気が走るような痛み

部位別に疑う疾患

両手両足・全身性のしびれ

疾患 特徴
糖尿病性末梢神経障害 両足先から上行、靴下型分布
ビタミンB12・葉酸欠乏 手足のしびれ+巨赤芽球性貧血
アルコール性神経障害 慢性飲酒者、両下肢優位
薬剤性神経障害 抗がん剤・結核薬等の副作用
ギランバレー症候群 急性進行、両下肢から上行、緊急
甲状腺機能低下症 全身のむくみ・倦怠感・しびれ
尿毒症性神経障害 慢性腎臓病末期

片側のしびれ

疾患 特徴
脳卒中(脳梗塞・脳出血) 急性発症、片側麻痺・言語障害、緊急
一過性脳虚血発作(TIA) 一時的、24時間以内に改善、要精査
片頭痛の前兆 視覚異常+しびれ、頭痛発作前
頸椎症性神経根症 首の動きで悪化、腕のしびれ
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症 下肢放散痛、坐骨神経痛
胸郭出口症候群 腕挙上時のしびれ

手だけのしびれ

疾患 特徴
手根管症候群 夜間・朝方の親指〜中指のしびれ、妊婦・更年期女性に多い
肘部管症候群 小指側のしびれ、肘の屈曲で悪化
頸椎症性神経根症 首の動きで悪化、デルマトーム分布
レイノー症候群 寒冷時の指の色変化+しびれ

足だけのしびれ

疾患 特徴
腰部脊柱管狭窄症 間欠性跛行、歩行で悪化、前屈で改善
腰椎椎間板ヘルニア 坐骨神経痛、咳・くしゃみで悪化
末梢動脈疾患(PAD) 歩行時のふくらはぎ痛・冷感
むずむず脚症候群 就寝時の脚の不快感・動かしたい衝動
足根管症候群 足底のしびれ

糖尿病性神経障害について

糖尿病合併症の中で最も頻度が高く、両足先からのしびれ・感覚鈍麻が特徴的です。放置すると足潰瘍・壊疽の原因になります。

特徴

  • 靴下型分布:両足先から始まり徐々に上行
  • 左右対称
  • 夜間に悪化しやすい
  • 感覚鈍麻で熱傷・切り傷に気付きにくい(足病変の原因)
  • 自律神経障害も合併することがある

治療

  • 血糖コントロールが最重要(HbA1c 7.0%未満を目安)
  • 神経障害性疼痛に対する薬物療法
  • ビタミンB12(メチコバラミン)
  • フットケア(毎日足を観察)

ビタミンB12欠乏

  • 高齢者・胃切除後・ベジタリアン・ピロリ菌感染・自己免疫性胃炎(悪性貧血)で不足しやすい
  • 手足のしびれ+貧血症状・舌炎・歩行障害
  • 血液検査で確定診断
  • 治療:メチコバラミンの内服・注射
  • 早期治療で改善するが、放置すると不可逆的な変化が残ることも

手根管症候群

特徴

  • 正中神経が手首の管で圧迫される
  • 夜間・朝方に親指〜中指のしびれが特徴
  • 手を振ると楽になる
  • 重症化すると母指球筋の萎縮・つまみ動作の困難
  • 妊娠中・更年期女性・透析患者に多い

治療

  • 手首の安静・夜間装具
  • ビタミンB12
  • ステロイド局所注射(整形外科)
  • 重症例は手術(手根管開放術)

脳卒中を疑うしびれ

FAST 評価で早期発見

Face(顔の左右非対称)、Arm(片腕が上がらない)、Speech(ろれつが回らない)、Time(発症時刻を記録)——一つでも該当すればすぐ119番を。発症から時間が経つほど治療の選択肢が狭まります。

  • 突然の片側の手足・顔のしびれ
  • ろれつが回らない・言葉が出ない
  • 片側の視野が欠ける
  • めまい・ふらつき・歩行困難
  • 激しい頭痛を伴う
  • 意識混濁・意識消失
  • 飲み込みにくい

診察・検査

問診のポイント

  • 発症時期・持続期間・進行速度
  • しびれの部位・範囲・分布
  • 随伴症状(脱力・痛み・頭痛・視野異常)
  • 誘発・増悪因子(姿勢・時間帯・動作)
  • 既往歴(糖尿病・高血圧・心疾患)
  • 服用中の薬・サプリ
  • アルコール・喫煙歴

当院で可能な検査

検査 目的
神経学的診察 感覚・運動・反射の評価
血液検査(血糖・HbA1c) 糖尿病性神経障害の評価
ビタミンB12・葉酸 栄養欠乏性神経障害
甲状腺機能(TSH・FT4) 甲状腺疾患の除外
肝腎機能 代謝性神経障害
血圧・ABI(足関節上腕血圧比) 末梢動脈疾患
心電図 不整脈(脳梗塞リスク)

専門科への紹介が必要な場合

  • 急性の片側しびれ:脳神経内科・脳神経外科(緊急)
  • 頸椎・腰椎由来:整形外科(MRI・神経伝導検査)
  • 神経伝導検査が必要:脳神経内科
  • MRI・CTが必要:画像検査が可能な医療機関
  • 手根管症候群:整形外科・手外科

当院でできること・紹介になること

区分 内容
当院で対応 内科としての問診・神経学的診察、血液検査(血糖・HbA1c・ビタミンB12・甲状腺・肝腎機能)、心電図・ABI、糖尿病性神経障害やビタミン欠乏など全身疾患の評価・治療
紹介になる場合 片側の急なしびれ・脱力(脳卒中疑い=救急/脳神経内科)、首や腰が原因でMRI・神経伝導検査・手術が必要なとき(整形外科)、手根管症候群の手術

治療の選択肢

原因疾患の治療

  • 糖尿病:血糖コントロールが最重要
  • ビタミン欠乏:補充療法
  • 甲状腺疾患:ホルモン補充・抗甲状腺薬
  • 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄:保存療法・手術
  • 手根管症候群:装具・ステロイド注射・手術
  • 脳卒中:急性期治療・再発予防

しびれ(神経障害性疼痛)に対する薬物療法

しびれや神経の痛みには、神経障害性疼痛に用いる内服薬やビタミンB12などを、症状や原因に応じて使い分けます。糖尿病が背景にある場合は血糖管理と併せて行います。具体的な薬は診察のうえでご提案します。

セルフケア

生活習慣

  • 糖尿病・高血圧・脂質異常症の適切な管理
  • 禁煙(末梢循環の悪化を防ぐ)
  • 節酒(神経毒性を避ける)
  • 適度な運動(末梢循環の改善)
  • バランスの良い食事(ビタミンB群)
  • 十分な睡眠
  • 長時間の同一姿勢を避ける

糖尿病の方のフットケア

  • 毎日足を観察(皮膚の状態・傷・水虫)
  • 爪切りは深爪を避ける
  • 適切な靴(圧迫・擦れを避ける)
  • 裸足を避ける
  • 暖房器具による低温やけどに注意
  • 水虫の早期治療
  • 異常を感じたら早めに受診

手根管症候群の方

  • 夜間の装具(手首を伸ばしたまま固定)
  • 手の使いすぎを避ける
  • 手首のストレッチ
  • パソコン作業時の姿勢に注意

当院のしびれ診療の特徴

  • 内科として全身疾患(糖尿病・甲状腺・ビタミン欠乏等)の評価・除外ができる
  • 血液検査・心電図・ABIに対応
  • ビタミンB12の内服・注射に対応
  • 糖尿病性神経障害の血糖コントロール+対症療法
  • 頸椎・腰椎由来は整形外科へ紹介(MRI・神経ブロック)
  • 脳卒中疑いは速やかに脳神経内科・救急へ
  • 予約なし・当日受診OK/十条駅徒歩1分

よくあるご質問

手足のしびれは何科を受診すればいいですか?
まずは全身の原因を調べられる内科がおすすめです。当院で糖尿病・ビタミン欠乏・甲状腺などを血液検査で評価します。首・腰が原因なら整形外科、片側の急なしびれや脱力は脳の病気を疑い脳神経内科・救急へご紹介します。
どんなしびれは緊急ですか?
片側の顔・手足の急なしびれと脱力、ろれつが回らない、視野が欠ける、激しい頭痛は脳卒中の可能性があります。ためらわず119番で救急要請してください。
夜になると手がしびれます。原因は?
親指〜中指が夜間・朝方にしびれる場合は手根管症候群が疑われます。装具や整形外科での治療で改善が期待できます。
糖尿病ですが足がしびれます。
糖尿病性神経障害の可能性があります。放置すると足の潰瘍につながるため、血糖管理と対症療法、フットケアが大切です。血液検査で評価できます。
しびれの検査は当院でできますか?
神経学的診察、血液検査(血糖・HbA1c・ビタミンB12・甲状腺・肝腎機能)、心電図、ABIに対応しています。MRIや神経伝導検査が必要な場合は連携先をご紹介します。
片方の手だけしびれるのはなぜ?
頸椎症・手根管症候群・肘部管症候群などが考えられます。急な発症や脱力を伴う場合は脳の病気の除外も必要です。
ビタミン不足でもしびれますか?
はい。ビタミンB12欠乏などで手足がしびれることがあります。血液検査で分かり、補充で改善することがあります。
しびれはどのくらいで治りますか?
原因によります。早期治療で改善するものもあれば、放置すると回復が難しくなるものもあるため、早めの受診をおすすめします。

しびれを軽視しないで

しびれは体からの重要なサインです。原因によっては早期治療で大きく改善する一方、放置すると回復が難しくなる疾患もあります。気になるしびれがあればお気軽にご相談ください。

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十条駅ハル内科・皮フ科クリニック 待合スペース
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FLOW

受診の流れ

  1. 1

    緊急性の判定

    急な片側しびれ・ろれつ障害・視野異常などFASTに該当する症状があれば、救急(#7119または119)を優先してください。

  2. 2

    WEB予約または直接来院

    しびれの部位・発症時期・増悪因子・他の症状をメモしておくと診察がスムーズです。

  3. 3

    問診・神経学的診察

    しびれの分布・感覚/運動機能・反射を評価し、中枢性か末梢性か、全身性か局所性かを鑑別します。

  4. 4

    検査

    血液検査(血糖・HbA1c・ビタミンB12・甲状腺機能・肝腎)・心電図・ABIなどで原因疾患を評価します。

  5. 5

    治療・紹介

    原因疾患の治療、神経障害性疼痛薬の処方、生活指導。MRI・神経伝導検査・手術が必要な場合は専門機関へご紹介します。

FAQ

よくあるご質問

Q しびれで何科を受診すべきですか?
A

急な片側しびれ・脱力は救急(脳神経内科)、頸椎・腰椎由来なら整形外科、糖尿病・ビタミン欠乏など全身性が疑われる場合は内科(当院)が適しています。迷う場合は当院で初期評価可能です。

Q 糖尿病でなくてもしびれは起こりますか?
A

はい。ビタミンB12欠乏、甲状腺機能異常、頸椎・腰椎疾患、手根管症候群、末梢動脈疾患、薬剤性など、糖尿病以外の原因も多数あります。

Q 脳卒中かもと思ったらどうすれば?
A

顔の左右非対称、片腕が上がらない、ろれつが回らない(FAST)のうち一つでも該当すれば救急要請(119番)を。発症4.5時間以内ならtPA治療が可能です。

Q 夜間〜朝に手がしびれて目が覚めます
A

手根管症候群の典型的な症状です。特に女性・妊娠中・更年期・透析中の方に多くみられます。夜間装具・ビタミンB12・重症例はステロイド注射や手術が必要です。

Q 両足先のしびれが続いています
A

糖尿病性末梢神経障害の典型(靴下型分布)が疑われます。血糖値・HbA1cの確認と、血糖コントロールが最重要です。ビタミンB12欠乏・アルコール性神経障害も鑑別に挙げます。

Q しびれは治りますか?
A

原因と期間により異なります。早期治療で多くが改善しますが、長期放置で神経変性が進むと不可逆的になることもあります。気になったら早めの受診を。

Q マッサージや温熱でしびれは治りますか?
A

血流改善で一時的に楽になることはありますが、原因疾患の治療が先決です。頸椎・腰椎由来の場合、強いマッサージは悪化リスクもあります。

Q 神経伝導検査は当院で受けられますか?
A

神経伝導検査は専門施設へご紹介します。必要性を評価のうえ、脳神経内科・整形外科と連携します。