内科

生活習慣病・慢性疾患

高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症(痛風)・慢性腎臓病—— これらの病気は自覚症状がほとんどないまま静かに進行し、放置すると心筋梗塞・脳卒中・腎不全などの深刻な合併症につながります。 「健診で引っかかった」「薬を飲み続けるべきか迷っている」という方も、 まずお気軽にご相談ください。

  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症・痛風・慢性腎臓病など幅広く対応
  • 血液検査・尿検査・心電図で現状を丁寧に評価
  • 薬物療法と生活習慣改善を組み合わせた継続的な管理
  • 予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療
毎朝9時から診療を行っています
毎朝9時から診療を行っています
駅から徒歩1分
駅から徒歩1分
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
女性の医師・スタッフ在籍
女性の医師・スタッフ在籍
現金・キャッシュレス決済どちらも可
現金・キャッシュレス決済どちらも可

生活習慣病・慢性疾患とは

生活習慣病は食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなど日常の生活習慣が発症に関与する疾患群の総称です。高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・慢性腎臓病などが代表的で、自覚症状のないまま進行し、放置すると心筋梗塞・脳卒中・腎不全・失明などの重大な合併症を招きます。

日本人の2人に1人が何らかの生活習慣病を持つといわれ、適切な管理で合併症を予防できる病気です。

健診で「要精査」と言われたらすぐ受診を

生活習慣病は早期発見・早期介入が合併症予防の鍵です。自覚症状がないからと放置すると、10年後・20年後に深刻な問題となります。健診で指摘を受けたら、すぐにご相談ください。

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|生活習慣病・慢性疾患

高血圧

日本の高血圧患者は推定約4,300万人収縮期血圧140/拡張期血圧90 mmHg以上が高血圧の診断基準です。

血圧の分類(診察室血圧)

分類 収縮期 拡張期
正常血圧 <120 <80
正常高値血圧 120-129 <80
高値血圧 130-139 80-89
I度高血圧 140-159 90-99
II度高血圧 160-179 100-109
III度高血圧 ≧180 ≧110

治療目標

  • 若年・中年(75歳未満):<130/80 mmHg
  • 高齢者(75歳以上):<140/90 mmHg(個別化)
  • 糖尿病合併・慢性腎臓病・脳卒中既往:厳格な管理

主な降圧薬

分類 代表薬 特徴
ARB テルミサルタン、オルメサルタン、アジルサルタン 腎保護・心保護作用、糖尿病合併例に
ACE阻害薬 エナラプリル、ペリンドプリル ARBと類似、空咳の副作用
カルシウム拮抗薬 アムロジピン、シルニジピン 第一選択の一つ、安定した降圧効果
利尿薬 ヒドロクロロチアジド、インダパミド 塩分感受性高血圧・心不全合併
β遮断薬 ビソプロロール、カルベジロール 不整脈・心疾患合併

高血圧について詳しく知りたい方は、【健診で高血圧と言われたら最初にすること】の記事へ

糖尿病

糖尿病はインスリンの作用不足により慢性的な高血糖が続く疾患で、日本の患者・予備軍は約2,000万人と推定されています。

糖尿病の診断基準

検査項目 正常 境界型 糖尿病型
空腹時血糖 <110 110-125 ≧126 mg/dL
75gOGTT 2時間値 <140 140-199 ≧200 mg/dL
随時血糖 - - ≧200 mg/dL
HbA1c <5.6% 5.6-6.4% ≧6.5%

治療目標(HbA1c)

  • 血糖正常化目標:<6.0%(適応のある方)
  • 合併症予防目標:<7.0%(ほとんどの方)
  • 治療強化困難時:<8.0%(高齢・低血糖リスク)

主な糖尿病薬

分類 代表薬 特徴
ビグアナイド メトホルミン 第一選択、体重増加しにくい、安価
SGLT2阻害薬 ダパグリフロジン、エンパグリフロジン 心・腎保護作用、体重減少
DPP-4阻害薬 シタグリプチン、リナグリプチン 低血糖リスクが低い、高齢者にも安全
GLP-1受容体作動薬 デュラグルチド(週1注射)、セマグルチド(経口/注射) 体重減少・心保護効果
スルホニル尿素薬(SU) グリメピリド 強力だが低血糖リスク
インスリン 基礎・追加 効果確実、他で血糖管理困難時

糖尿病の合併症

  • 細小血管症:網膜症(失明の原因)/腎症(透析の原因)/神経障害
  • 大血管症:心筋梗塞/脳梗塞/末梢動脈疾患
  • 感染症(足壊疽・歯周病・尿路感染)
  • 認知症リスク上昇
  • 癌リスク上昇

糖尿病について詳しく知りたい方は、【十条・北区で糖尿病の治療を続けるには】の記事へ!

脂質異常症

血液中の脂質バランスの乱れで、動脈硬化の最大のリスクです。自覚症状がほぼないため、健診で発見されることが多い病気です。

診断基準と管理目標

項目 診断基準 管理目標(冠動脈疾患一次予防)
LDL-コレステロール ≧140 mg/dL <120〜140(リスクによる)
HDL-コレステロール <40 mg/dL ≧40
中性脂肪(TG) ≧150 mg/dL(空腹時) <150
non-HDLコレステロール ≧170 mg/dL <150〜170

治療薬

  • スタチン:ロスバスタチン、ピタバスタチン、アトルバスタチン等 — LDL低下の第一選択
  • エゼチミブ:スタチン併用で追加降下
  • フィブラート系:中性脂肪が特に高い場合
  • PCSK9阻害薬:難治性家族性高コレステロール血症(専門機関)

スタチンの筋肉痛について

スタチンでまれに筋肉痛・CK上昇が起こることがあります。軽度であれば減量や他剤への変更で対応可能です。横紋筋融解症は非常にまれですが、激しい筋肉痛・褐色尿があればすぐ受診してください。

脂質異常症について詳しく知りたい方は、【十条でコレステロール・脂質異常症の治療】の記事へ!

高尿酸血症・痛風

血清尿酸値が7.0 mg/dL以上で高尿酸血症と診断されます。放置すると痛風発作・腎障害・尿路結石を招きます。

治療方針

  • 痛風発作歴あり・腎障害・尿路結石があれば薬物治療(目標 <6.0 mg/dL)
  • 無症候性高尿酸血症(8.0未満)は生活指導中心
  • 発作時はNSAIDs・コルヒチン(発作開始後できるだけ早く)
  • 慢性期はフェブキソスタット・アロプリノールで尿酸産生を抑制

生活指導

  • プリン体の多い食品(レバー・干物・白子)を控えめに
  • アルコール(特にビール・日本酒)を控える
  • 水分を1日2L以上
  • 肥満の是正
  • 果糖(清涼飲料水)を控える

痛風、高尿酸血症について詳しく知りたい方はこちら【十条で痛風・高尿酸血症の治療】の記事へ

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病は腎機能が3か月以上低下した状態で、eGFR <60または尿蛋白陽性が続くことで診断されます。成人の約8人に1人が該当するといわれ、透析導入や心血管疾患の大きなリスクです。

CKDのステージ分類

ステージ eGFR (ml/分/1.73㎡) 状態
G1 ≧90 正常または高値(尿所見異常あり)
G2 60-89 軽度低下
G3a 45-59 軽度〜中等度低下
G3b 30-44 中等度〜高度低下
G4 15-29 高度低下
G5 <15 末期腎不全(透析検討)

進行予防のポイント

  • 血圧管理(<130/80)
  • 血糖管理(糖尿病がある場合)
  • 塩分制限(1日6g未満)
  • タンパク制限(病期に応じて)
  • 禁煙
  • 腎毒性のある薬剤(NSAIDs・特定の抗生剤)の使用を避ける
  • SGLT2阻害薬・ARB等で腎保護

生活習慣病を放置するとどうなる?

10年・20年後の合併症を知っておく

生活習慣病は「今」は困らなくても、年単位で確実に進行します。以下の合併症の多くは回復不能です。適切な管理で予防しましょう。

合併症 主な原因疾患
心筋梗塞 高血圧・脂質異常・糖尿病・喫煙
脳卒中(梗塞・出血) 高血圧・心房細動・糖尿病
慢性腎不全(透析) 糖尿病・高血圧・CKD進行
失明 糖尿病網膜症・高血圧網膜症
足切断 糖尿病足・末梢動脈疾患
認知症 脳血管性・アルツハイマー(血管因子関与)
がん 肥満・糖尿病で上昇するリスク

こんな方はご相談ください

  • 健診で「要精査」「要医療」と言われた
  • 血圧・血糖・コレステロール・尿酸値が気になる
  • 他院で処方されているが、診療に時間が合わない
  • 薬を飲みたくないので生活改善から始めたい
  • 家族歴があり将来が心配
  • 肥満・喫煙歴・運動不足
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症の治療を継続したい

当院での継続管理のメリット

  • 即日の血液検査・尿検査・心電図で現状把握
  • 複数の生活習慣病を1回の受診でまとめて管理
  • 毎日9〜21時診療で仕事帰りにも通院しやすい
  • 予約なし受診OKで継続しやすい
  • 専門的合併症は適切な専門機関に紹介
  • 生活指導もきめ細かく

生活習慣改善のポイント

食事

  • 塩分:1日6g未満(高血圧・腎疾患)
  • 野菜:1日350g以上
  • 魚・大豆・鶏肉をバランスよく
  • 精製糖・菓子・清涼飲料水を控える
  • 食物繊維(野菜・海藻・全粒穀物)を積極的に
  • 脂っこい食事・加工食品は控えめに
  • 朝食を抜かない・間食を減らす

運動

  • 有酸素運動:週150分以上(早歩き・水泳・自転車)
  • 筋力トレーニング:週2回以上(特に高齢者)
  • 座り続けないこと(30-60分に1回立つ)
  • 運動嫌いな方は「階段を使う」「一駅歩く」から

その他

  • 禁煙(最大のリスク低減効果)
  • 節酒(男性20g/日、女性10g/日以下)
  • 7時間前後の睡眠
  • ストレス管理・リラックス時間
  • 定期的な通院(自己中断しない)

当院の生活習慣病診療の特徴

  • 高血圧・糖尿病・脂質異常・痛風・CKDを包括的に管理
  • 血液・尿・心電図・胸部X線が即日実施可能
  • エビデンスに基づくガイドライン治療
  • SGLT2阻害薬・GLP-1・新規スタチンなど新しい治療選択肢に対応
  • 他院からの転院・転医もスムーズに受け入れ
  • 糖尿病専門管理が必要な場合は専門機関へ紹介
  • 眼科・腎臓専門・心臓専門との連携体制
  • 予約なし・当日受診OK/毎日9〜21時診療/十条駅徒歩1分

生活習慣病はチームで管理するもの

生活習慣病の治療は医師・患者・ご家族・食事・運動のチーム戦です。「薬を飲むだけ」ではなく、生活を一緒に整えていきましょう。当院は長くお付き合いできるかかりつけ医として、ご支援します。

Halu.Clinic

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FLOW

受診の流れ

  1. 1

    WEB予約、または直接来院

    「健診で引っかかった」「数値が気になる」「薬が切れそう」など、どのような理由でもお越しください。お薬手帳・最近の健診結果・血圧手帳をお持ちの方はぜひご持参ください。

  2. 2

    受付・問診票の記入

    既往歴・家族歴・服用中の薬・生活習慣(食事・運動・飲酒・喫煙)などをご記入ください。現在の症状だけでなく、過去の健診結果の経緯もお知らせいただけると助かります。

  3. 3

    血圧・体重・体組成の測定

    来院時の血圧・体重・BMI・腹囲などを測定します。家庭血圧の記録がある方はご持参ください。

  4. 4

    医師による診察

    血圧・血糖・コレステロール・尿酸・腎機能などの数値の意味・現在のリスク・治療の方向性について丁寧にご説明します。「どうして薬が必要なのか」「どのくらい改善したら薬を減らせるのか」なども遠慮なくお聞きください。

  5. 5

    血液検査・尿検査・心電図など

    必要な検査を当日実施します。検査結果の多くは当日中にお伝えできます。(一部の項目は後日お知らせの場合があります)

  6. 6

    処方・生活指導・次回予約

    薬の処方・生活習慣の具体的な改善アドバイスをお伝えします。定期的なフォローアップの間隔(1〜3ヶ月ごとが目安)をご案内します。

FAQ

よくあるご質問

Q 生活習慣病の診療はどのくらいの頻度で通院が必要ですか?
A

薬物療法を開始した方は通常1〜3か月ごとの通院で経過をフォローします。安定すれば間隔を延ばすことも可能です。血液検査の頻度は病状により調整します。

Q 一度薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければなりませんか?
A

生活習慣の改善(食事・運動・体重管理・禁煙など)によって血圧・血糖・コレステロールが十分に改善した場合、医師の判断のもとで薬を減量・中止できることがあります。ただし、心筋梗塞・脳卒中の既往がある方・リスクが高い方は、自己判断で薬をやめることは大変危険です。必ず医師にご相談ください。

Q 他のクリニックで生活習慣病の薬をもらっていますが、こちらでも診てもらえますか?
A

もちろん対応しています。現在服用中のお薬(お薬手帳)をご持参いただければ、継続処方・治療内容の見直しをお手伝いできます。「前のクリニックに行きにくくなった」「引っ越しで近所のクリニックに変えたい」などの方もお気軽にどうぞ。

Q 血糖値が高いと言われましたが、糖尿病ですか?
A

1回の血糖値だけでは糖尿病の診断は確定しません。空腹時血糖・随時血糖・HbA1c・経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)などを組み合わせて診断します。また、「糖尿病予備群(境界型)」の段階でも、適切な対処で糖尿病への移行を防ぐことができます。まず血液検査で現状を確認しましょう。

Q 痛風の発作が起きています。すぐに受診すべきですか?
A

はい、できるだけ早めに受診してください。痛風発作の激しい痛みは、消炎鎮痛薬(NSAIDs)やコルヒチンで早期に和らげることができます。発作中は尿酸降下薬の開始・変更は行わず、まず炎症を鎮めることが優先です。発作が落ち着いた後に尿酸値の管理を開始します。

Q 健診でeGFRが低いと言われました。腎臓が悪いのですか?
A

eGFR(推算糸球体濾過量)は腎機能の指標で、この値が低いほど腎機能が低下していることを示します。60未満であれば慢性腎臓病(CKD)の可能性があり、血液検査・尿検査で詳しく評価する必要があります。腎機能は一度低下すると回復しないため、早期の対策が重要です。まず受診して現状を確認しましょう。

Q 生活習慣を改善すれば薬なしで治りますか?
A

生活習慣の改善は非常に重要で、軽症の段階では薬なしで数値が正常化することもあります。しかし、遺伝的素因が強い場合・すでに数値がかなり高い場合・合併症がある場合は、生活習慣改善だけでは不十分で薬物療法が必要です。生活習慣改善と薬物療法は「どちらか」ではなく「両方」が最も効果的な組み合わせです。

Q コレステロールの薬(スタチン)は副作用が心配です。
A

スタチン系薬剤の副作用として最も知られているのは筋肉痛・筋力低下(ミオパチー)ですが、重篤なケースは非常にまれです。肝機能への影響もありますが、定期的な血液検査で確認しながら使用することで安全に管理できます。「ネットで副作用の話を見て怖くなった」という方も多いですが、スタチンによる心筋梗塞・脳梗塞予防の効果は副作用リスクを大幅に上回ることが多くの研究で示されています。気になることは遠慮なくご相談ください。