検査で異常がないのにお腹の不調が続く——消化器の症状はストレスや心理的要因と密接に関連しています。当院では内科的な検査・治療に加え、心療内科的なアプローチで心と体の両面からお腹の不調を改善します。
過敏性腸症候群(IBS)・機能性ディスペプシアの診断と治療
逆流性食道炎・慢性胃炎・ピロリ菌検査に対応
やけど・切り傷・すり傷の処置
予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療
👉 「検査で異常なしと言われたけれど症状が続く」方もお気軽にご相談ください。
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タワーマンション1階、道路沿いに
朝9時から夜9時まで診療
十条駅北口から徒歩1分、駅近です
目次
ストレスとお腹の不調の関係
過敏性腸症候群(IBS)
機能性ディスペプシア(FD)
逆流性食道炎(GERD)
その他の消化器系の不調
当院での診察・治療
受診の流れ
よくある質問
診療時間・アクセス
脳と腸は自律神経やホルモンを介して密接に連携しており、この関係は「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれています。ストレス・不安・緊張を感じると、脳からの信号が腸の動きや知覚を変化させ、腹痛・下痢・便秘・胃もたれなどの消化器症状が現れます。
「緊張するとお腹が痛くなる」「試験前にトイレに行きたくなる」「嫌なことがあると胃がキリキリする」——これらは脳腸相関による典型的な症状です。検査で異常が見つからないのに症状が続く場合、その多くはこの脳腸相関の乱れが原因です。
検査で異常がないのに食後の膨満感・みぞおちの痛みが続く
通勤・会議・試験の前にお腹の調子が悪くなる。下痢と便秘を繰り返す
食後・横になったときに症状が悪化。ストレス・過食・飲酒で増悪
ストレスや不安で吐き気・食欲低下が長く続いている
💡 「気のせい」「ストレスのせい」で片づけないでください
ストレスが関与する消化器症状は、「気の持ちよう」ではなく、脳と腸の神経伝達の実際の変化によって起こる医学的な病態です。適切な薬物療法と生活習慣の改善で症状を大幅に軽減できます。我慢し続けず、ぜひ一度ご相談ください。
過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、腸に器質的な異常がないにもかかわらず、腹痛・腹部膨満感・下痢・便秘が慢性的に繰り返される疾患です。
日本人の約10〜15%が罹患しており、特に20〜40代の働き盛りの世代に多く見られます。
タイプ
特徴
下痢型
赤い丘疹とかゆみ。小児はアレルギー反応が強く出やすく腫れが大きくなることがある。
便秘型
コロコロした硬い便。排便時のいきみ・残便感。腹部の張り。女性に多い。
混合型
下痢と便秘を数日〜数週間の周期で交互に繰り返す。
分類不能型
上記いずれにも明確に当てはまらないタイプ。
過去3ヶ月間で平均して週1日以上、排便に関連する腹痛があり、さらに「排便回数の変化」「便の形状の変化」のうち2つ以上を伴う場合にIBSと診断されます。
血液検査・便検査等で器質的疾患(大腸がん・炎症性腸疾患など)を除外することが前提です。
治療法
内容
食事・生活習慣
規則的な食事・十分な睡眠・適度な運動。FODMAP食(発酵性の糖質を控える食事法)が一部の患者に有効。カフェイン・アルコール・脂っこい食事を控える。
薬物療法(下痢型)
ラモセトロン(イリボー):セロトニン5-HT3受容体拮抗薬。男性の下痢型IBSに高い有効性。ロペラミドも頓用で使用。
薬物療法(便秘型)
リナクロチド(リンゼス)・ルビプロストン(アミティーザ)。腸の水分分泌を促進し、自然な排便を促す。
薬物療法(共通)
ポリカルボフィルカルシウム(コロネル/ポリフル):便の水分量を調節。抗コリン薬(チキジウム等):腹痛の緩和。漢方薬(大建中湯・桂枝加芍薬湯)。
心療内科的アプローチ
不安・ストレスが症状を増悪させている場合は、抗不安薬・抗うつ薬(SSRI・三環系)を少量使用することで腸の過敏性を抑え、症状を改善できることがある。
⚠️ IBSと紛らわしい「警告症状」——以下がある場合は精密検査が必要です
50歳以上での発症、血便、体重減少、夜間の腹痛で目が覚める、貧血、発熱、大腸がんの家族歴——これらはIBSでは通常見られない症状であり、大腸がん・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)などの器質的疾患を除外するため、大腸内視鏡検査が推奨されます。
機能性ディスペプシア(FD:Functional Dyspepsia)は、胃カメラ等の検査で胃に明らかな異常がないにもかかわらず、慢性的な胃の不快症状が続く疾患です。以前は「ストレス性胃炎」「神経性胃炎」「慢性胃炎」と呼ばれていたものの多くがこの疾患に該当します。
虫の種類
特徴・注意点
食後愁訴症候群(PDS)
食後の胃もたれ・膨満感。すぐにお腹がいっぱいになる(早期飽満感)。食事が楽しめない。
心窩部痛症候群(EPS)
みぞおちの痛み・焼ける感じ。空腹時にも食後にも起こる。ストレスで増悪。
治療は酸分泌抑制薬(PPI・P-CAB)、消化管運動改善薬(アコチアミド:アコファイド)、漢方薬(六君子湯)、そしてストレス管理が柱です。アコファイドは日本初のFD治療薬で、食後の胃もたれ・膨満感に効果があります。不安やストレスの関与が大きい場合は抗不安薬・抗うつ薬の少量使用も検討します。
逆流性食道炎(GERD:Gastroesophageal Reflux Disease)は、胃酸が食道に逆流することで胸やけ・酸っぱいもののこみ上げ(呑酸)・のどの違和感が起こる疾患です。食後・横になったとき・前かがみの姿勢で悪化します。
項目
原因・悪化因子
食道下部括約筋の弛緩、肥満(腹圧上昇)、ストレス・喫煙・アルコール・過食・脂っこい食事、食後すぐ横になる習慣
治療薬
PPI(プロトンポンプ阻害薬)・P-CAB(ボノプラザン)が第一選択。胃酸の分泌を強力に抑え、症状と食道の炎症を改善する。
生活習慣
食後2〜3時間は横にならない、就寝時に上体を少し高くする、腹八分目、禁煙・節酒、減量
逆流性食道炎もストレスで悪化しやすい疾患です。薬物療法で酸逆流を抑えるとともに、ストレスの軽減・生活習慣の改善を並行して行うことで、より良好なコントロールが得られます。
ストレス・不安が持続すると自律神経を介して胃の動きが低下し、慢性的な吐き気・食欲低下が続くことがある。器質的疾患を除外したうえで、消化管運動改善薬・抗不安薬・漢方薬で治療。
特定のストレス状況で繰り返す嘔吐。検査で異常がない。心療内科的アプローチが有効。
無意識に空気を大量に飲み込み、げっぷ・腹部膨満・おならが頻繁に出る。ストレス・早食い・不安が原因になることが多い。
生活習慣(食物繊維不足・運動不足・水分不足)に加え、ストレス・不安が腸の動きを抑制していることがある。下剤の乱用で悪化している場合も。新しいタイプの便秘薬で自然な排便を促す。
胃・十二指腸潰瘍の主要原因。当院でピロリ菌検査(尿素呼気試験・血液検査)に対応。陽性の場合は除菌療法(3種の薬を1週間)を実施。
黒い便(タール便)・血便がある
意図しない体重減少が続いている
食べ物が飲み込みにくい(嚥下困難)
激しい腹痛・嘔吐が続いている
50歳以上で新たに消化器症状が出現した
当院では消化器の不調に対して、内科的な検査・診断と心療内科的なアプローチの両方を一つのクリニックで行えることが大きな特徴です。
疾患
特徴・治療
問診・身体診察
症状の経過・パターン・ストレスとの関連・食事・生活習慣・心理状態を丁寧に聴取
血液検査
貧血・炎症反応・肝機能・甲状腺機能・ピロリ菌抗体など。器質的疾患の除外
腹部レントゲン
腸閉塞・便秘の程度・腸管ガスの評価
ピロリ菌検査
尿素呼気試験・血液抗体検査に対応。陽性であれば除菌療法を実施
薬物療法
PPI/P-CAB・消化管運動改善薬・IBS治療薬・漢方薬・制酸薬・整腸剤など
心療内科的治療
ストレス・不安の関与が大きい場合、抗不安薬・抗うつ薬(SSRI等)の少量使用で腸の過敏性を緩和。生活指導・ストレス管理
💡 「胃腸の不調」で心療内科?——実は相性がとても良い組み合わせです
IBS・機能性ディスペプシアなどの機能性消化管疾患は、消化器内科の薬だけでは十分に改善しないことが多く、ストレス・不安への対処を加えることで初めて症状が安定するケースが少なくありません。当院では「内科の薬+心療内科のアプローチ」を同じ医師が一貫して行えるため、消化器と心の両面から効率的に治療を進められます。
ステップ①
お腹の不調でお悩みの方はお気軽にお越しください。症状がいつ・どんな状況で出るか(食後・空腹時・ストレス時)をメモしておくと診察がスムーズです。他院での検査結果・お薬手帳があればお持ちください
ステップ②
症状のパターン・ストレスとの関連・生活習慣・心理状態を丁寧にお聞きします。必要に応じて血液検査・腹部レントゲン・ピロリ菌検査を行い、器質的な疾患がないか確認します。
ステップ③
診断結果に基づいて内科的な薬物療法を開始し、ストレスの関与が大きい場合は心療内科的なアプローチも並行します。2〜4週間後の再診で効果を確認し、治療を調整します。内視鏡検査が必要な場合は適切な施設へご紹介します。
検査で「異常なし」と言われましたが、症状が続いています。診てもらえますか?
はい、まさにそのような方にこそ受診していただきたいです。検査で異常がないのに症状が続く場合、過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアの可能性があります。これらは「気のせい」ではなく治療可能な医学的疾患です。内科的な薬+心療内科的アプローチで症状を改善できます。
過敏性腸症候群は治りますか?
適切な治療で症状を大幅に改善し、日常生活への支障をなくすことは十分に可能です。完全な「完治」よりも「症状のコントロール」が治療目標です。薬物療法・食事療法・ストレス管理を組み合わせることで、多くの方が通勤やお仕事に支障なく過ごせるようになります。
ストレスが原因のお腹の不調にも薬は効きますか?
はい、効果があります。IBS治療薬や消化管運動改善薬は、ストレスが関与する消化器症状にも有効です。さらにストレス・不安が強い場合は、抗不安薬や少量の抗うつ薬が腸の過敏性を緩和し、症状を改善することが臨床的に示されています。
消化器の不調で心療内科を受診するのは大げさではないですか?
いいえ、全く大げさではありません。消化器の機能性疾患は心療内科が最も得意とする領域の一つです。当院は「ハル内科」として内科と心療内科の両方に対応しており、「心療内科」に構えなくても、普通の内科受診として気軽にお越しいただけます。
ピロリ菌の検査はできますか?
はい、尿素呼気試験(吐く息でわかる検査)と血液抗体検査に対応しています。ピロリ菌は胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がんのリスク因子であり、陽性の場合は除菌治療(3種の薬を1週間内服)を行います。
胃カメラ・大腸カメラはできますか?
当院では内視鏡検査は行っていませんが、内視鏡検査が必要と判断した場合は、連携する専門医療機関へ速やかにご紹介します。紹介状をお渡しし、検査後の結果に基づいた治療は当院で継続して行えます。
十条駅ハル内科・皮フ科クリニック
月曜日〜日曜日 9:00〜21:00
なし(不定休)
〒114-0034 東京都北区上十条2-27-1 J&MALL 1階
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②タワーマンション方向へ
③バス停を右に
④ニッセイ薬局の隣
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