発熱

熱が出たとき、その原因はかぜ・インフルエンザ・新型コロナだけとは限りません。
細菌感染・尿路感染症・扁桃炎・肺炎など、適切な治療が必要な病気が隠れていることもあります。
医師が原因を丁寧に調べ、症状に合った治療を行います。

インフルエンザ・コロナ・溶連菌など迅速検査に対応

発熱の原因をしっかり診察・検査で見極めます

解熱剤・抗生剤・点滴など症状に合わせた治療

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目次

発熱とは

発熱の主な原因 ー  1. かぜ症候群(普通感冒)

2. インフルエンザ

3. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

4. 溶連菌感染症・扁桃炎

5. 尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)

6. 肺炎

7. その他の発熱の原因

自宅でのケア

当院での検査・治療

受診の流れ

よくある質問

発熱とは

体温は健康な成人で通常36〜37℃前後に保たれています。一般的に37.5℃以上を発熱、38.0℃以上を「高熱」と呼ぶことが多いですが、個人差があり、平熱が36℃台前半の方は37℃台でも体がつらいことがあります。体温は朝低く夕方に高くなる日内変動があるため、同じ日でも測るタイミングによって変わります。

 

発熱は体が病原体(ウイルス・細菌など)と戦っているサインです。熱が出ること自体は免疫機能の正常な働きであり、必ずしも悪いことではありません。しかし、熱の高さや続く期間・合わせて出る症状によっては、早めに医療機関を受診して原因を特定することが重要です。

 

発熱の原因は非常に幅広く、多くはかぜやインフルエンザなどウイルス性の感染症ですが、細菌感染(肺炎・尿路感染症・扁桃炎など)・自己免疫疾患・悪性腫瘍・薬剤の副作用なども原因になり得ます。「ただの熱」と自己判断せず、症状が続く場合や他の症状を伴う場合は受診をおすすめします。

体温の目安

〜37.4℃

平熱〜微熱
経過観察でよいことが多い

37.5〜37.9℃

微熱〜発熱
症状が続く場合は受診を

38.0〜38.9℃

発熱
感染症の可能性が高い

39.0℃以上

高熱
早めの受診を強くおすすめ

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

38.5℃以上の高熱が2〜3日以上続いている

解熱剤を飲んでも熱が下がらない、またはすぐ戻る

強い頭痛・首の痛み・光をまぶしく感じる(髄膜炎の疑い)

呼吸が苦しい・息を吸うたびに胸が痛い

排尿時に強い痛みがある・腰や背中が激しく痛い

のどが非常に腫れていて飲み込めない

皮膚に赤い発疹が広がっている

高齢者・乳幼児・妊婦・免疫が低下している方の発熱

海外渡航後の発熱(輸入感染症の可能性)

発熱の主な原因

1. かぜ症候群(普通感冒)

💡発熱の原因として最も多い。ウイルスによる上気道の感染で、通常1週間以内に自然回復する。

かぜとはどんな病気?

かぜ(普通感冒)は、ライノウイルス・コロナウイルス(季節性)・アデノウイルス・RSウイルスなど200種類以上のウイルスによって引き起こされる上気道感染症の総称です。飛沫感染・接触感染によって広がり、秋〜冬に多く見られますが、一年中発生します。

 

かぜの特徴は、鼻・のど・気管などの上気道の症状が中心で、全身症状は比較的軽いことです。通常は安静・水分補給などで1週間程度で自然に回復します。かぜには特効薬はなく、対症療法(症状を和らげる薬)が基本となります。

主な症状

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

鼻水・鼻づまり

のどの痛み・違和感

くしゃみ・咳

微熱〜38℃程度の発熱

軽い倦怠感・頭痛

検査・治療方法

かぜに対して抗生剤(抗菌薬)は効きません。かぜの原因はウイルスであり、抗生剤は細菌にしか効果がないためです。不必要な抗生剤の使用は薬剤耐性菌を生み出す原因になります。当院では症状に合わせた対症療法薬(解熱剤・鎮咳薬・鼻炎薬など)を処方します。

 

かぜが長引いたり症状が悪化したりする場合は、副鼻腔炎・中耳炎・気管支炎・肺炎などの合併症、またはインフルエンザや溶連菌感染症など別の病気の可能性があります。「かぜのつもりが1週間以上続いている」という場合は受診をお勧めします。

💡 かぜに抗生剤は不要です

「かぜのときに抗生剤をもらう」という習慣を持っている方も多いですが、ウイルス性のかぜには抗生剤は効果がありません。当院では適切な診断をもとに、本当に必要な場合にのみ抗生剤を処方しています。

2. インフルエンザ

💡かぜとは異なり、突然の高熱・強い全身症状が特徴。迅速検査で診断でき、抗ウイルス薬による早期治療が有効。

インフルエンザとかぜの違い

インフルエンザはインフルエンザウイルス(A型・B型・C型)による感染症で、かぜとは明確に異なる病気です。最大の違いは症状の出方の激しさです。かぜが徐々に症状が出るのに対し、インフルエンザは突然38〜40℃台の高熱・強い全身倦怠感・筋肉痛・関節痛が一気に現れるのが特徴です。毎年秋〜冬にかけて流行し、感染力が非常に強く、家庭内や職場・学校での集団感染を起こしやすい疾患です。

主な症状

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

突然の38〜40℃以上の高熱

強い全身倦怠感・関節痛・筋肉痛

頭痛・悪寒・食欲不振

のどの痛み・咳・鼻水

【子どもに多い】熱性けいれん

【まれ】インフルエンザ脳症

検査・治療方法

当院ではインフルエンザの迅速抗原検査を行っています。発症後12〜48時間以内が検査の精度が高く、発症直後(6時間以内)は偽陰性になることがあります。治療は抗ウイルス薬(タミフル・イナビル・ゾフルーザなど)を発症から48時間以内に開始することで、発熱期間の短縮・症状の軽減・合併症予防の効果が期待できます。

高齢者・乳幼児・妊婦・基礎疾患のある方は重症化しやすいため、特に早めの受診が重要です。また、インフルエンザは発症翌日〜3日目頃が最も感染力が高く、解熱後も24〜48時間は感染力があることを覚えておいてください。

病期

かぜ

インフルエンザ

発症の仕方

徐々に症状が出る

突然(数時間で急激に)

発熱

微熱〜38℃程度が多い

38〜40℃以上の高熱

全身症状

比較的軽い

強い倦怠感・筋肉痛・関節痛

鼻・のど症状

中心的な症状

あるが全身症状より軽いことが多い

治療薬

対症療法のみ

抗ウイルス薬が有効(48時間以内に開始)

⚠️ インフルエンザの予防にはワクチンが有効です

インフルエンザワクチンは発症そのものを100%防ぐわけではありませんが、重症化・入院・死亡のリスクを大幅に下げる効果があります。毎年10〜11月頃の接種が推奨されています。当院でも秋シーズンにインフルエンザワクチン接種を行っています。

3. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

💡かぜとは異なり、突然の高熱・強い全身症状が特徴。迅速検査で診断でき、抗ウイルス薬による早期治療が有効。

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症で、2023年5月以降は5類感染症となり、通常の内科・発熱外来での診察が可能になっています。症状の幅が広く、無症状〜軽症のかぜ様症状で回復するケースが多い一方、高齢者・基礎疾患のある方・免疫が低下している方は重症化することがあります。

主な症状

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

発熱・悪寒・倦怠感

のどの痛み・鼻水・咳

頭痛・筋肉痛・関節痛

嗅覚・味覚の異常(特徴的な症状)

重症化すると呼吸困難・肺炎

コロナ後遺症(倦怠感・ブレインフォグなど)

検査・治療方法

当院では抗原迅速検査によるコロナウイルスの診断が可能です。発症後3日目頃までの感度が高く、発症直後は偽陰性になる場合があります。軽症の方は対症療法が基本ですが、重症化リスクのある方(65歳以上・基礎疾患のある方・免疫が低下している方など)には、発症後5日以内に抗ウイルス薬(パキロビッド・ラゲブリオなど)を開始することで重症化予防の効果が期待できます。

 

療養中は水分補給・休養を十分に取り、症状が急激に悪化した場合(呼吸困難・胸の痛み・意識の変容など)はすぐに医療機関に連絡してください。

💡 コロナとインフルエンザの同時検査も可能です

発熱・のどの痛みなどの症状はコロナとインフルエンザで酷似しているため、当院ではコロナ・インフルエンザを1回の検査で同時に判定できる迅速検査を行っています。どちらに感染しているかによって治療方針が異なりますので、正確な診断が重要です。

4. 溶連菌感染症・扁桃炎

💡細菌性の感染症で抗生剤が有効。治療が不十分だとリウマチ熱・腎炎などの合併症を引き起こすことがあるため、しっかり治しきることが重要。

溶連菌感染症とは

A群溶血性連鎖球菌(溶連菌)による感染症で、主にのどに感染して強いのどの痛み・高熱・頸部リンパ節の腫れを引き起こします。小児に多い感染症ですが、大人にも感染します。飛沫感染によって広がり、学校・保育園・家庭内での集団感染が起こることがあります。

 

溶連菌感染症の重要なポイントは、抗生剤による治療をしっかり完了することです。治療が不十分だったり途中で薬をやめたりすると、急性リウマチ熱(心臓弁膜症の原因になることがある)や急性糸球体腎炎(腎臓の炎症)などの重篤な合併症を引き起こすリスクがあります。

主な症状

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

突然の高熱(38〜40℃)

強いのどの痛み(飲み込みが辛い)

のどの赤み・白い膿(白苔)

頸部・顎下リンパ節の腫れ・痛み

頭痛・腹痛・吐き気

【特徴的】苺舌(舌がイチゴ状に赤くなる)

【特徴的】体幹に広がる赤い発疹(猩紅熱)

鼻水・咳は少ない(かぜとの違い)

検査・治療方法

当院では溶連菌の迅速抗原検査をのどのぬぐい液で行います。約5〜10分で結果が出ます。陽性の場合はペニシリン系抗生剤(アモキシシリン)を通常10日間服用します。症状が改善しても、処方された期間は必ず飲み続けてください。途中でやめると合併症のリスクが高まります。

⚠️ 症状が改善しても抗生剤は飲み続けてください

溶連菌の治療では、熱が下がって気分が良くなっても、処方された期間(通常10日間)は必ず抗生剤を飲み続けることが重要です。早めにやめると菌が残り、再発や合併症(リウマチ熱・腎炎)のリスクが高まります。

5. 尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)

💡女性に多い細菌性感染症。膀胱炎は発熱しないことも多いが、腎盂腎炎では高熱・腰背部痛が出る。抗生剤で治療できる。

尿路感染症とは

尿路感染症とは、尿の通り道(尿道・膀胱・腎臓など)に細菌が感染する病気の総称です。大腸菌などの腸内細菌が尿道から侵入することで発症します。女性は尿道が短く膀胱に近いため、男性に比べて感染しやすく、生涯に一度は経験する女性が多い疾患です。

 

感染が膀胱にとどまる膀胱炎では、排尿時の痛み・頻尿・残尿感が主な症状で発熱しないことが多いです。一方、細菌が腎臓まで上行する腎盂腎炎では、38〜39℃台の高熱・悪寒・腰や背中の強い痛み(叩打痛)が現れ、全身状態が悪化することもあります。

主な症状

疾患

 主な症状

膀胱炎

排尿時の痛み・灼熱感/頻尿・残尿感/尿の濁り・血尿/発熱はないか微熱程度

腎盂腎炎

38〜39℃以上の高熱・悪寒戦慄/腰・背中・わき腹の強い痛み(叩打痛)/吐き気・嘔吐・全身倦怠感/膀胱炎の症状を伴うことも

検査・治療方法

尿検査(尿中の白血球・細菌・亜硝酸塩などを確認)と尿培養検査(原因菌の特定)を行います。治療は抗生剤の内服が基本で、膀胱炎では3〜7日間の内服で多くは改善します。腎盂腎炎の場合は2週間程度の治療が必要で、全身状態が悪い場合は点滴による抗生剤投与・入院が必要になることもあります。

 

再発を繰り返す方・男性の尿路感染症・治療で改善しない場合は、泌尿器科への紹介が必要なことがあります。

💡 「発熱+腰の痛み」は腎盂腎炎を疑って

風邪をひいていないのに急に高熱が出て、腰や背中が痛む場合は腎盂腎炎の可能性があります。腎盂腎炎を放置すると菌が血液中に広がり、敗血症(重篤な全身感染症)に至ることがあります。早めの受診をお勧めします。

6. 肺炎

💡かぜと思っていたら肺炎だったケースも。高熱・咳・痰・呼吸困難が特徴。高齢者・基礎疾患のある方は重症化しやすい。

肺炎とは

肺炎は、肺の実質(肺胞)に炎症が起きる感染症です。原因はウイルス(インフルエンザウイルス・コロナウイルスなど)・細菌(肺炎球菌・マイコプラズマ・レジオネラなど)・真菌などさまざまです。特にマイコプラズマ肺炎は若い世代に多く、高熱と頑固な咳が長く続くのが特徴で「歩ける肺炎」とも呼ばれます。

 

高齢者では肺炎の症状が典型的に出ず、「なんとなく元気がない・食欲がない・ぼーっとしている」だけという非典型的な経過をたどることがあります。高齢者の発熱は、肺炎・尿路感染症などの重篤な感染症のサインであることが多いため、早めの受診が重要です。

主な症状

⚠️ こんな場合は早めに受診してください

38〜39℃以上の高熱・悪寒

息苦しさ・呼吸困難

湿った咳・黄色〜緑色の痰

胸の痛み(特に深呼吸時・咳時)

強い全身倦怠感・食欲不振

【マイコプラズマ】2〜3週続く頑固な乾いた咳

【高齢者】発熱・咳が軽くても全身状態が悪化

検査・治療方法

肺炎の診断には聴診・胸部X線・血液検査(炎症反応・白血球数)・SpO₂測定などを行います。軽症肺炎は外来での抗生剤内服で治療できますが、高齢者・基礎疾患のある方・SpO₂が低い方・全身状態が悪い方は入院治療が必要です。

 

当院では適切な評価を行い、入院が必要な場合は速やかに入院施設のある病院への紹介状を作成します。

⚠️ かぜが長引いていると思ったら肺炎かもしれません

「かぜが治りかけたと思ったら急に高熱と咳がひどくなった」「1週間以上咳が続いている」という場合は、肺炎への進行を疑う必要があります。SpO₂が93%以下・呼吸が速い・唇が紫色になっている場合はすぐに救急受診してください。

7. その他の発熱の原因

💡発熱の原因は感染症だけではない。自己免疫疾患・薬剤性発熱・悪性腫瘍など、精査が必要なケースもある。

 

発熱の原因は感染症だけではありません。以下のような疾患でも発熱が起こります。「繰り返す発熱」「数週間続く微熱」「原因がわからない発熱」の場合は、これらの疾患の鑑別が必要です。

疾患

特徴・合わせて起こる症状

自己免疫疾患
(SLE・関節リウマチなど)

数週間〜数ヶ月続く発熱。関節痛・皮疹・口内炎・倦怠感などを伴う。特に若い女性に多い。

悪性腫瘍(がん・リンパ腫)

原因不明の発熱・体重減少・寝汗・リンパ節の腫れが続く場合は精査が必要。

薬剤性発熱

特定の薬剤の使用開始後に発熱が起こる。薬をやめると改善することが多い。抗生剤・抗けいれん薬・降圧薬などで起こることがある。

熱中症・高体温

夏の高温環境での発熱。発汗停止・意識障害を伴う場合は重篤。感染症とは異なる病態。

甲状腺クリーゼ

甲状腺機能亢進症の急性増悪。高熱・頻脈・意識障害を伴う緊急状態。

輸入感染症
(マラリア・デング熱など)

海外渡航後の発熱は輸入感染症を念頭に置く必要がある。旅行先・滞在期間を医師に伝えることが重要。

⚠️ 3週間以上続く原因不明の発熱は「不明熱」として精査が必要です

38℃以上の発熱が3週間以上続き、通常の検査でも原因が特定できない場合を「不明熱」と呼びます。感染症・自己免疫疾患・悪性腫瘍が原因のことが多く、専門的な精査が必要です。当院では適切な基本検査を行い、必要に応じて専門病院への紹介状を作成します。

自宅でのケア

かぜやインフルエンザなど軽症の感染症の場合、以下のセルフケアで症状を和らげながら回復を促すことができます。

水分補給が最優先

発熱中は発汗・呼吸によって水分が失われやすく、脱水になりやすい状態です。水・スポーツドリンク・経口補水液(OS-1など)をこまめに少量ずつ飲みましょう。一度に大量に飲むと吐き気を誘発することがあるため、少量ずつ継続することが大切です。尿の色が濃い黄色〜茶色になっている場合は脱水のサインです。

安静と十分な睡眠

体が感染と戦うためには休息が不可欠です。熱がある間は無理をせず、できるだけ安静にしてください。無理に動いたり仕事に行ったりすることは回復を遅らせるだけでなく、周囲への感染を広げることにもなります。

解熱剤の使い方

市販・処方の解熱剤(アセトアミノフェン・イブプロフェンなど)は、38.5℃以上で体がつらいときに使用するのが基本です。熱を下げること自体が目的ではなく、体の負担を楽にして休養を取りやすくするために使います。熱を無理に下げすぎると免疫の働きを妨げることもあります。15歳以下の子どもにアスピリン(バファリンなど)は使用しないでください(ライ症候群のリスク)。

食事について

発熱中は食欲が落ちるのは自然なことです。無理に食べようとせず、消化の良いものを少量食べることを心がけましょう。おかゆ・うどん・スープなど消化しやすく温かいものがおすすめです。脂っこいもの・刺激物・アルコールは回復するまで控えてください。

⚠️ こんな状態になったら自宅療養をやめて受診してください

解熱剤を使っても熱が下がらない・39℃以上の熱が3日以上続く・水分がまったく取れない・呼吸が苦しい・意識がぼーっとする・体の一部にしびれや麻痺がある・発疹が急速に広がる

当院での検査・治療

発熱の原因を特定するために、症状・経過・身体所見に合わせて以下の検査を行います。

検査・処置

目的・わかること

インフルエンザ迅速検査

インフルエンザA型・B型の感染を約15分で確認

コロナ・インフル同時検査

コロナウイルスとインフルエンザを1回の検査で判定

溶連菌迅速検査

のどへの溶連菌感染を約10分で確認

血液検査

白血球数・CRP(炎症反応)・肝機能・腎機能・血糖値などを確認。細菌性・ウイルス性の鑑別にも有用

尿検査

膀胱炎・腎盂腎炎など尿路感染症の確認

胸部X線(レントゲン)

肺炎・胸水の有無を確認

SpO₂測定

血中酸素濃度を確認。肺炎・呼吸器疾患の重症度把握に有用

点滴(輸液)

高熱・嘔吐などで脱水が進んでいる場合に水分・電解質を補給

💡 検査結果をもとに「なぜ熱が出ているのか」を説明します

当院では「とりあえず薬を出す」ではなく、検査結果・症状・経過をもとに原因をできるだけ特定した上で治療方針をご説明します。抗生剤が必要か不要かも、診断に基づいて適切に判断します。

受診の流れ

ステップ①

WEB予約、または直接来院

発熱がある方は感染防止のため、来院前にお電話またはWEB予約でお知らせいただけると、スムーズにご案内できる場合があります。マスクの着用にご協力をお願いします。

ステップ②

受付・問診票の記入

いつから熱が出たか・体温の推移・ほかの症状(のどの痛み・咳・鼻水・下痢など)・海外渡航歴・周囲の感染状況などをご記入ください。

ステップ③

医師による診察

体温・血圧・SpO₂を測定後、のどの視診・聴診・腹部触診などを行います。発熱の経過・症状の特徴から原因の見当をつけ、必要な検査をご提案します。

ステップ④

迅速検査・血液検査・尿検査など

症状に合わせてインフルエンザ・コロナ・溶連菌の迅速検査、必要に応じて血液検査・尿検査・胸部X線を行います。

ステップ⑤

結果説明・処方・点滴

検査結果をもとに診断をお伝えし、薬の処方または点滴を行います。抗ウイルス薬・抗生剤・解熱剤・整腸剤など症状に合った薬を処方します。

ステップ⑤

お会計・帰宅

帰宅後の生活上の注意点(安静・水分補給・受診のタイミングなど)をご説明します。翌日以降に症状が悪化した場合の連絡先もお伝えします。

よくある質問

熱が出たらすぐに病院に行くべきですか?

成人の場合、38℃未満で他の症状が軽ければ、まずは自宅で水分補給・安静をとりながら様子を見ることができます。ただし、38.5℃以上が2〜3日続く・呼吸が苦しい・水分が取れない・高齢者や乳幼児の発熱・海外渡航後の発熱などは早めに受診してください。

かぜに抗生剤は効きますか?

かぜの原因はウイルスであるため、抗生剤(抗菌薬)は効きません。抗生剤は細菌に対してのみ有効です。「かぜ=抗生剤」という誤解が多いですが、不必要な抗生剤の使用は薬剤耐性菌を生み出し、将来的に細菌感染症の治療が難しくなる原因にもなります。当院では診断に基づいて、本当に必要な場合にのみ抗生剤を処方します。

インフルエンザの検査は発症直後に受けても正確ですか?

インフルエンザの迅速検査は、発症後12〜24時間が最も精度が高いとされています。発症直後(6時間以内)はウイルス量が少なく、偽陰性(実際は感染しているのに陰性と出る)になることがあります。症状が強く出ていても検査が陰性の場合は、翌日以降に再検査することで確認できることがあります。

熱が下がったら職場・学校に行っていいですか?

インフルエンザは解熱後48時間が経過するまで、コロナウイルスは発症から5日間かつ症状軽快後24時間が経過するまで外出を控えることが推奨されています。一般的なかぜの場合も、熱が下がってすぐは感染力が残っていることがあります。仕事・学校の復帰タイミングについては受診時にご相談ください。

解熱剤を使うと治りが遅くなりますか?

発熱自体は免疫反応の一部のため、熱を下げることで治癒が多少遅れる可能性はあります。しかし、高熱で体力を消耗したり水分が取れなかったりする方が回復の妨げになるケースも多くあります。解熱剤は「熱を下げるため」ではなく「体の負担を楽にして休養・水分補給をしやすくするため」に使うものだと考えてください。

微熱が何週間も続いています。受診すべきですか?

37〜37.5℃程度の微熱が2〜3週間以上続く場合は、受診をおすすめします。慢性的な感染症(結核など)・自己免疫疾患・甲状腺疾患・悪性腫瘍など、放置してはいけない病気が原因のことがあります。血液検査・胸部X線などで基本的なスクリーニングを行います。

子どもの発熱ですが、小児科に行くべきですか?

当院は内科クリニックのため、基本的に15歳以上の方を対象としています。お子さんの発熱はかかりつけの小児科への受診をおすすめします。ただし、中学生以上で特に小児科にかかりにくい状況の場合はご相談ください。

点滴を打つと熱が早く下がりますか?

点滴(輸液)は、脱水を補正して体の回復を助けるものです。解熱剤を点滴に混ぜることで効率よく熱を下げることもできますが、点滴そのものが感染症を治すわけではありません。嘔吐・下痢で水分が取れない・ぐったりして食事も摂れないという場合に特に有効です。

診療時間・アクセス

クリニック名

十条駅ハル内科・皮フ科クリニック

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診察時間

月曜日〜日曜日 9:00〜21:00

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休診日

なし(不定休)

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所在地

〒114-0034 東京都北区上十条2-27-1 J&MALL 1階

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電車・徒歩でお越しの方

JR埼京線 「十条駅」から徒歩2分、十条駅前 J&MALL(ジェイトモール)1階

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バスでお越しの方

国際興業バス 「十条駅」バス停のすぐ目の前

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お車でお越しの方

近隣のコインパーキングをご利用ください

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お問い合わせ

メール:info@halujujo.clinic

公式LINE:https://lin.ee/DRxcelo

電話番号:03-6698-2509

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