体温は健康な成人で通常36〜37℃前後に保たれています。一般的に37.5℃以上を発熱、38.0℃以上を「高熱」と呼ぶことが多いですが、個人差があり、平熱が36℃台前半の方は37℃台でも体がつらいことがあります。体温は朝低く夕方に高くなる日内変動があるため、同じ日でも測るタイミングによって変わります。
発熱は体が病原体(ウイルス・細菌など)と戦っているサインです。熱が出ること自体は免疫機能の正常な働きであり、必ずしも悪いことではありません。しかし、熱の高さや続く期間・合わせて出る症状によっては、早めに医療機関を受診して原因を特定することが重要です。
発熱の原因は非常に幅広く、多くはかぜやインフルエンザなどウイルス性の感染症ですが、細菌感染(肺炎・尿路感染症・扁桃炎など)・自己免疫疾患・悪性腫瘍・薬剤の副作用なども原因になり得ます。「ただの熱」と自己判断せず、症状が続く場合や他の症状を伴う場合は受診をおすすめします。