内科・皮フ科

花粉症の症状・治療|喉の痛み・目のかゆみ・舌下免疫療法まで内科医が解説|十条駅ハルクリニック

花粉症は日本人の約3人に1人が罹患する国民病です。 近年は飛散花粉量の増加に伴い、患者数・重症度ともに年々増加しています。 適切治療で症状を大幅に軽減でき、舌下免疫療法で「体質そのもの」を変える根本治療も可能。

  • アレルギー検査(特異的IgE・View39)で原因花粉を正確に特定
  • 眠気の少ない抗ヒスタミン薬・点鼻ステロイド・点眼薬を処方
  • 舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュア)に対応
  • 予約なし・当日受診OK | 毎日9〜21時診療
毎朝9時から診療を行っています
毎朝9時から診療を行っています
駅から徒歩1分
駅から徒歩1分
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
レントゲン・血液・尿・エコー検査可能
女性の医師・スタッフ在籍
女性の医師・スタッフ在籍
現金・キャッシュレス決済どちらも可
現金・キャッシュレス決済どちらも可

花粉症とは

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎・結膜炎)は、特定の時期に飛散する花粉に対して体がアレルギー反応を起こす疾患です。日本では約3人に1人(推定有病率38.8%)がスギ花粉症にかかっており、ヒノキ・イネ科・ブタクサを加えると国民病と呼ぶべき状態です。

症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみが代表的ですが、放置すると睡眠障害・集中力低下・仕事効率の低下など生活の質を大きく下げます。適切な治療で大幅な改善が期待でき、根本治療としての舌下免疫療法も可能です。

当院の強み

内科・皮フ科併設クリニックとして、鼻・目・のど・肌(花粉皮膚炎)を一度にまとめて診察できます。View39検査で原因花粉を特定し、薬物療法から舌下免疫療法まで幅広く対応します。

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|花粉症

花粉症の症状

主な症状

部位 症状
連続するくしゃみ、透明で水のような鼻水、鼻づまり
かゆみ、涙、充血、異物感、まぶたの腫れ
のど・耳 かゆみ、後鼻漏、咳、耳のかゆみ
皮膚 顔(特に目の周り)・首の赤み・かゆみ・乾燥(花粉皮膚炎)
全身症状 倦怠感、集中力低下、頭重感、気分の落ち込み

花粉症と風邪の違い

項目 花粉症 風邪
鼻水の性状 透明・サラサラ 黄色〜緑色・粘り気
くしゃみ 連続する 時々
目のかゆみ あり(特徴的) 通常なし
発熱 なし あることが多い
のどの痛み 軽度 中等度〜強い
期間 数週間〜数か月 通常1〜2週間
毎年の再発 同じ時期に毎年 不定期

関東地方の主な花粉飛散時期

花粉症の原因花粉は複数あり、それぞれ飛散時期が異なります。自分のアレルギー原因を知ることが治療の第一歩です。

花粉 飛散時期 特徴
スギ 2〜4月(ピーク3月) 日本の花粉症の最大原因。九州〜東北
ヒノキ 3〜5月(ピーク4月) スギ花粉症の約7割がヒノキにも反応
シラカンバ(白樺) 4〜6月 主に北海道・東北。口腔アレルギー症候群と関連
イネ科(カモガヤ・オオアワガエリ等) 5〜10月(ピーク5〜7月) 河川敷・公園の草地に多い
ブタクサ 8〜10月 秋の花粉症の代表。北米原産
ヨモギ 8〜10月 セリ科食物との交差反応に注意
カナムグラ 8〜10月 都市部の雑草

合併症・関連疾患

  • 花粉皮膚炎:花粉が肌に付着して起こる顔・首の赤み・かゆみ・乾燥
  • アレルギー性結膜炎:目のかゆみ・充血・涙
  • 気管支喘息の悪化:花粉が呼吸器症状を誘発
  • 口腔アレルギー症候群(OAS):シラカンバ花粉症で果物(りんご・桃等)を食べると口がかゆくなる
  • 副鼻腔炎(蓄膿症):長引く鼻づまりから発展
  • 睡眠障害・集中力低下:鼻づまりと薬の影響

治療の3本柱

花粉症治療は①症状を抑える薬物療法②花粉を避ける回避療法③体質を変える根本療法(舌下免疫療法)の3本柱で考えます。

薬物療法

分類 代表薬 特徴
第2世代 抗ヒスタミン薬 ビラスチン(ビラノア)
フェキソフェナジン(アレグラ)
デスロラタジン(デザレックス)
ルパタジン(ルパフィン)等
眠気が少なく、運転や仕事への影響が少ない(第一選択)
ロイコトリエン受容体拮抗薬 モンテルカスト、プランルカスト 鼻づまりに有効、喘息合併例に
点鼻ステロイド フルチカゾン、モメタゾン、デキサメタゾン等 鼻づまり・くしゃみに最も効果的、局所作用
点眼薬 オロパタジン、レボカバスチン、ケトチフェン等 目のかゆみに
抗IgE抗体(ゾレア) オマリズマブ 皮下注射 重症スギ花粉症に、12歳以上
漢方薬 小青竜湯、葛根湯加川芎辛夷 水様鼻水・冷えタイプに

眠気が少ない薬を選びたい方へ

「以前の花粉症薬で眠くなった」という方も、第2世代の中でも特に眠気が出にくいもの(ビラスチン・フェキソフェナジン・デスロラタジン・ルパタジン)があります。仕事や運転への影響を最小限にしたい場合、薬の選択を見直すことで解決することが多くあります。

初期療法(シーズン前からの治療)

スギ花粉症の方は「花粉飛散開始2週間前」から治療開始を

花粉飛散開始前から抗ヒスタミン薬を服用することで、シーズン中の症状が大幅に軽減できます(初期療法)。東京・埼玉・神奈川では2月上旬〜中旬の開始が目安です。毎年重症化する方には特にお勧めします。

舌下免疫療法(根本治療)

スギ花粉・ダニアレルゲンに対する唯一の根本治療です。3〜5年間毎日薬を舌下に含むことで体質を変えていきます。

種類 対象 開始時期
シダキュア(スギ花粉) スギ花粉症 6〜12月(花粉飛散期は開始不可)
ミティキュア(ダニ) ダニによる通年性アレルギー 通年開始可能

舌下免疫療法のポイント

  • 対象は5歳以上(子どもも可能)
  • 毎日舌下に1分間含んで服用する
  • 治療期間は3〜5年間の継続が推奨
  • 効果は約8割の方が改善、うち2割は症状がほぼ消失
  • 効果実感まで2〜3か月、本格的な効果は1〜2シーズン後
  • スギとダニは同時並行で治療可能
  • 開始月の制限:スギは花粉飛散期(1月下旬〜5月)は開始不可

副作用について

舌下免疫療法の副作用として、口の中のかゆみ・違和感・唇の腫れなどが出ることがあります。通常は数週間で慣れて消失しますが、ごくまれにアナフィラキシーが起こる可能性があるため、初回投与は医療機関内で行い、服用後30分は安静にします。

当院での診察・検査

アレルギー検査

検査 わかること 費用目安
View39(特異的IgE検査) 39種類のアレルゲンを1回の採血で一括検査 保険適用で約5,000円(3割負担)
個別の特異的IgE検査 特定のアレルゲンを選択検査(13項目まで) 保険適用
総IgE アレルギー体質の全体評価 保険適用

保険適用・費用について

花粉症の診察・薬・検査はすべて保険適用です。初診時は検査を含めて3割負担で5,000〜7,000円程度が目安です(検査内容により変動)。

花粉を避ける日常対策

外出時

  • 花粉対策マスク・メガネ(眼鏡の隙間をカバーできるもの)
  • つるつるした素材の上着(ウールは花粉がつきやすい)
  • 花粉飛散ピーク時間帯(11〜14時、17〜19時)の外出を控える
  • 帰宅前に衣服の花粉を払う

帰宅後

  • 手洗い・うがい・洗顔
  • 鼻うがい(生理食塩水)で鼻の花粉を除去
  • 早めの入浴・髪を洗う

室内環境

  • 窓を閉める、換気は早朝・雨上がり(花粉が少ない時間帯)
  • 空気清浄機(HEPAフィルター付き)を活用
  • 洗濯物・布団は室内干し・乾燥機
  • こまめな掃除(花粉は床に溜まる)

当院の花粉症診療の特徴

  • View39(39項目アレルギー検査)で原因花粉を正確に特定
  • 眠気の少ない第2世代抗ヒスタミン薬を使い分け
  • 点鼻ステロイド・点眼薬で部位別に最適化
  • 舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュア)に対応
  • 花粉皮膚炎(花粉による顔の肌荒れ)も皮フ科として同時診察
  • シーズン前の初期療法にも対応
  • 重症例には抗IgE抗体(ゾレア)治療機関への紹介
  • 予約なし・当日受診OK/毎日9〜21時診療/十条駅徒歩1分

花粉が飛んでからでも遅くありません

「毎年我慢している」方は、ぜひ一度ご相談ください。薬の選択、舌下免疫療法、肌荒れ対策までトータルで最適化できます。来シーズンから症状がまったく違うようになるかもしれません。

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十条駅ハル内科・皮フ科クリニック

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FLOW

受診の流れ

  1. 1

    WEB予約、または直接来院

    花粉症の症状でお困りの方はお気軽にお越しください。花粉シーズンの2週間前(1月下旬〜2月上旬)からの受診がベストですが、シーズン中の受診ももちろん対応しています。舌下免疫療法をご検討の方は6月〜12月の受診をお勧めします。

  2. 2

    受付・問診票の記入

    症状の種類・時期・重症度、過去の治療歴、使用中の薬(市販薬含む)、他のアレルギーの有無、仕事への影響(眠気が困る場合等)をお聞きします。

  3. 3

    アレルギー検査(必要に応じて)

    原因アレルゲンが不明な場合や、舌下免疫療法を検討する場合はアレルギー血液検査(View39等)を実施。結果は数日〜1週間で判明。

  4. 4

    治療開始・処方

    症状の種類・重症度・ライフスタイルに合わせて最適な薬を選択します。眠気が困る方にはビラノア・デザレックス、鼻づまりが強い方には点鼻ステロイド+抗ロイコトリエン薬、目のかゆみには点眼薬を処方。花粉皮膚炎がある方には皮フ科としての外用薬も同時に処方します。

  5. 5

    お会計・帰宅・フォローアップ

    薬が効かない場合は種類や組み合わせを調整します。舌下免疫療法を開始される方は月1回の定期受診で経過を確認。花粉シーズンが終わったら、来シーズンに向けた舌下免疫療法の相談もお受けしています。

FAQ

よくあるご質問

Q 市販の花粉症薬と病院の薬はどう違いますか?
A

市販薬にはアレグラ・アレジオンなど医療用と同成分のものもありますが、病院では市販薬にはない効果的な薬(ビラノア・デザレックス・ルパフィン・点鼻ステロイド等)を処方できます。また、症状の種類と重症度に合わせて薬を組み合わせることで、市販薬だけでは得られない効果が期待できます。花粉症の検査(原因アレルゲンの特定)や舌下免疫療法も病院でしか受けられません。

Q 眠くならない花粉症の薬はありますか?
A

はい、ビラノア(ビラスチン)・デザレックス(デスロラタジン)は眠気がほとんどなく、添付文書上も自動車運転に関する制限がない薬です。仕事中や運転中に眠くなっては困る方にはこれらの薬を優先的に処方します。ご希望をお伝えください。

Q 舌下免疫療法はすぐに効きますか?
A

舌下免疫療法は免疫システムを徐々に変化させる治療のため、効果を実感するまでに数ヶ月〜1年程度かかります。多くの方は治療開始後初めての花粉シーズン(翌年)から症状の軽減を感じ、2〜3年目にかけてさらに改善します。3〜5年間の継続が推奨されており、短期間でやめると十分な効果が得られません。

Q 花粉症で喉が痛くなることはありますか?
A

はい。花粉症の症状は鼻・目だけでなく、喉にも現れます。花粉が喉の粘膜に付着してかゆみ・痛み・イガイガ感・咳払いを引き起こします。これを「花粉症による咽頭炎」と呼ぶこともあります。また後鼻漏(鼻水が喉に流れる)が喉の違和感・咳の原因になることも多く、花粉症治療を適切に行うことで喉の症状も改善することがほとんどです。

Q スギ花粉とダニの舌下免疫療法を同時にできますか?
A

はい、シダキュアとミティキュアの併用は可能です。ただし、同時に開始するのではなく、一方を先に開始して副作用がないことを確認してから(通常1ヶ月以上後に)もう一方を追加する形で行います。両方にアレルギーがある方には併用をお勧めする場合があります。

Q 花粉症は治りますか?
A

通常の薬物療法(抗ヒスタミン薬・点鼻薬等)は症状を抑える「対症療法」であり、花粉症そのものを治すものではありません。舌下免疫療法は花粉症の「体質」そのものを改善する唯一の方法であり、3〜5年間の治療で約70〜80%の方に症状の改善が見られます。完全に症状がなくなる方もいれば、大幅に軽減する方もいます。

Q 花粉の時期に肌が荒れるのも花粉症ですか?
A

はい、「花粉皮膚炎」として知られており、花粉症の一症状です。花粉が皮膚に接触してアレルギー反応を起こし、目の周り・頬・あご・首などに赤み・かゆみ・乾燥が出ます。当院では内科での花粉症治療と皮フ科での肌の治療を一度に行えます。

Q 皮フ科と内科の違いは?どちらに受診すればいいですか?
A

当院はハル内科・皮フ科クリニックとして、内科と皮フ科の両方に対応しています。ニキビの治療は皮フ科として行いますが、ニキビに加えて便秘・月経不順・ストレスによる体調不良など内科的な症状がある場合も、同じクリニックで一度に対応できることが当院の強みです。