生理前の腹痛・イライラ・だるさ…それ、PMSかもしれません

「生理前になると急にイライラして、自分でもなぜかわからない」「だるくて何もしたくない日が毎月ある」「生理が始まったら嘘みたいに楽になった」——そんな経験が思い当たる方は、PMS(月経前症候群)の可能性があります。

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|生理前のイライラ・だるさ…それ、PMSかもしれません

生理前になると別人みたいになる…それ、PMSかもしれません

「生理前になると急にイライラして、自分でもなぜかわからない」「だるくて何もしたくない日が毎月ある」「生理が始まったら嘘みたいに楽になった」——そんな経験が思い当たる方は、PMS(月経前症候群)の可能性があります。

十条駅ハル内科・皮膚科クリニック|生理前になると別人みたいになる…それ、PMSかもしれません

十条駅ハル内科・皮フ科クリニックは、JR埼京線十条駅から徒歩約1〜2分、毎日朝9時から夜9時まで土日祝日も診療しているクリニックです。内科・皮フ科・心療内科・整形外科・美容皮フ科の5科目に対応しており、赤羽・東十条・王子・板橋エリアからも多くの方にご来院いただいています。当院では、PMSをはじめとする女性特有の不調についても気軽に相談していただける環境を整えています。「婦人科に行くほどでもないかな」と思っている方も、まずはご相談ください。

PMSとはどんなもの?

PMS(Premenstrual Syndrome=月経前症候群)は、生理の3〜10日前ごろから始まり、生理が来ると症状がおさまるのが特徴です。ホルモンバランスの変化によって心身にさまざまな症状が現れます。

「気持ちの問題」「我慢すればいい」と思われがちですが、PMSは医学的に認められた疾患です。症状の重さには個人差があり、日常生活や仕事・人間関係に影響が出るほどつらい方も少なくありません。一人で抱え込まず、適切な治療を受けることで症状をコントロールできることが多いです。

PMSの主な症状

PMSの症状は大きく「こころの症状」と「からだの症状」に分けられます。どちらか一方だけの場合もありますし、両方が混在することもあります。

こころの症状

  • 理由もなくイライラする・怒りっぽくなる
  • 気分が落ち込む・憂うつになる
  • 急に泣きたくなる・感情のコントロールが難しい
  • 不安感・緊張感が強くなる
  • 集中力が落ちる・物忘れが増える
  • やる気が出ない・何もしたくない
  • 人と会いたくない・引きこもりたくなる

からだの症状

  • 強い眠気・体のだるさ・疲れやすさ
  • 頭痛・片頭痛
  • 乳房の張り・痛み
  • お腹の張り・むくみ
  • 腰痛・関節痛
  • 肌荒れ・ニキビが出やすくなる
  • 食欲が急に増える・甘いものが無性に食べたくなる
  • 便秘・下痢
  • めまい・動悸

「生理前になるたびにこんな症状が出る」と感じている方は、PMS(または後述するPMDD)の可能性があります。

PMSとPMDD、何が違うの?

PMSの中でも、特に気分の落ち込み・強いイライラ・絶望感など精神症状が非常に強く、日常生活に大きな支障が出る場合は「PMDD(月経前不快気分障害)」と呼ばれます。

「毎月この時期になると本当につらくて、仕事や家事が手につかない」「家族や職場の人に当たってしまって後悔する」というような状態が続いているなら、PMDDの可能性も含めて一度専門的に診てもらうことをおすすめします。適切な治療で症状が大幅に改善するケースが多いです。

なぜ生理前につらくなるの?

排卵後から生理前にかけて、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が大きく変動します。この変化が脳内の神経伝達物質(特にセロトニン)に影響を与えることで、気分の落ち込みやイライラが起きやすくなると考えられています。

「毎月このタイミングで気分が変わる」と気づいている方は多いのですが、ホルモンの影響によるものなので、「気合で乗り越えよう」と思っても根本的な解決にはなりません。体のしくみとして起きていることなので、きちんと対処することが大切です。

PMSかどうか確認する方法

PMS・PMDDの診断に役立つのが「基礎体温の記録」と「症状の記録」です。少なくとも2〜3周期分、以下のことをメモしておくと受診時に非常に役立ちます。

  • 生理が始まった日・終わった日
  • 症状が出始めた日・おさまった日
  • どんな症状が出たか(気分・からだ)
  • 症状の強さ(1〜10で記録しておくとわかりやすい)

「生理が来たら症状がなくなった」というパターンが2〜3周期続けば、PMSの可能性がかなり高いと言えます。スマートフォンの生理管理アプリを使っている方は、症状のメモ機能を活用してみてください。

PMSの治療・対処法

PMSの治療はいくつかの選択肢があり、症状の重さや生活スタイルに合わせて選んでいきます。

低用量ピル(OC)

ホルモンの変動そのものを抑えることで、PMSの症状を根本から軽減する方法です。生理痛の改善・生理量を減らす効果も期待できます。「ピル=避妊薬」というイメージを持つ方もいますが、PMSの治療薬としても広く使われています。当院でも処方しています。

漢方薬

加味逍遙散(かみしょうようさん)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など、症状のパターンに合わせた漢方薬を処方します。ホルモン薬に抵抗がある方や、体質改善も合わせてしたい方に選ばれることが多いです。

対症療法(症状を和らげる薬)

頭痛・腰痛・むくみなど特定の症状が強い場合は、鎮痛薬・利尿薬などで症状をコントロールする方法もあります。「毎周期頭痛がひどい」という方は、鎮痛薬を早めに飲み始めると楽になるケースがあります。

生活習慣の見直し

薬の治療と並行して、日常生活を整えることも症状の改善につながります。

  • カフェイン・アルコール・塩分・糖分の多い食事を控える(むくみ・気分の波を悪化させます)
  • 軽い有酸素運動を習慣にする(ウォーキング・ストレッチなど)
  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスを溜め込まない工夫をする
  • 症状がつらい日のスケジュールを事前に調整しておく

「病院に行くほどじゃないかな」と思っている方へ

PMSで受診することをためらう方は多いです。「生理前がつらいのは当たり前」「自分だけ弱いのかな」と思って、何年も一人でやり過ごしている方も少なくありません。でも、毎月つらい時期があるなら、それは当たり前でもなければ我慢すべきことでもありません。

症状が「軽い」と感じていても、治療で楽になることがあります。「生理前の自分が怖い」「家族や友人を傷つけてしまう」という悩みを抱えている方は、ぜひ一度相談してみてください。

よくあるご質問

Q. ピルを飲むと太りますか?
現在処方されている低用量ピルで太るという医学的な根拠はほとんどありません。人によってむくみを感じることはありますが、体重増加の直接原因にはなりにくいです。気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

Q. ピルは毎日飲まないといけませんか?
はい、毎日同じ時間に飲むことが基本です。飲み忘れると効果が下がることがあります。スマートフォンのアラームを活用すると習慣化しやすいです。

Q. 生理痛もひどいのですが、一緒に診てもらえますか?
はい、PMSと生理痛はまとめてご相談いただけます。症状によっては子宮内膜症などほかの疾患が隠れていることもありますので、気になる症状はまとめてお話しください。

Q. 未婚・未経験でもピルは処方してもらえますか?
もちろんです。婚姻の有無・性交経験の有無は関係ありません。体の状態や希望をお聞きした上で処方します。

十条・赤羽・東十条・王子でPMSのご相談なら

十条駅ハル内科・皮フ科クリニックでは、PMSやPMDD・生理痛・低用量ピルの処方など、女性の体の悩みについて気軽に相談できる環境を大切にしています。「なんとなく話しにくい」と感じている内容でも、丁寧にお話をお聞きします。

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